あなたのキーボードの「使っていないキー」にもお金はかかっている…というもったいない話
時間最適化の専門家 ヨスです。
わたしは単語登録エバンジェリストとも名乗っていて、日々、単語登録の活用方法を考えています。
今回は使わないキーを有効活用できるのが単語登録の醍醐味であるというお話をさせてください。
キーボードには使われないキーがある?
パソコンのキーボードには文字入力であまり使われないキーがあります。
そのなかでも、押しやすい位置にあるのにほとんど使われないキーをまとめると次のとおりです。
いやー、もったいない! 使われないキーがキーボードに存在するなんて!
効率オタクで貧乏性のわたしには耐えられません。あなたが普段使わないキーもキーボードの値段に含まれているのです!!
「このキーは使わないので、そのぶん安くしてください」とお願いしても安くならないですし。
「使われないキー」を単語登録に活用する醍醐味
そのもったいなさを解消するためにも、単語登録が一役買ってくれます。
どういうことでしょうか? たとえばわたしは次のようにアルファベット1文字に単語登録しています(参考:アルファベット1文字に単語登録する)
- 「Q」…… 「?」を登録
- 「X」……「◆」を登録
- 「F」……「→」を登録
どうでしょうか? わたしは「?」や「◆」「→」のような記号を頻繁に使うので、つまりは「使わないキー」をほかの人よりも使いまくっていることになります。
キーボードのキーをフルに使っている気分になり、得した気分になりますよ(笑)。
もっとも「もったいないキー」は「;(セミコロン)」キー
これらすべてのキーのなかでも、もっとも「もったいないキー」をご存じでしょうか?
それはセミコロンキー(;)です。
なぜもったいないのかというと「ホームポジション」にあるのに、日本語入力ではまったく使わないから。
キーボードに指を置いたときに、常に右手の小指が「;」に触れていることにお気づきですか?
常に触っているのに使わないなんて、ありえないほどのもったいなさです。
たとえるなら、身長が190センチあって運動神経も抜群なのに、スマホゲームにしか興味がない人ぐらいもったいないです。
セミコロンを大活用する単語登録テクニック
では、セミコロンを大活用する単語登録テクニックを紹介します。
それは「もうひとつの裏の意味」をもつ言葉に「セミコロン」をつけて単語登録することです。
たとえば、自分の住所を「じゅうしょ」に単語登録している人は多いと思いますが、わたしはセミコロンのついた「じゅうしょ;」に単語登録することをオススメします。
なぜなら、ふつうに「住所」と入力したいときに、次の画像のように単語登録した「自分の住所」がジャマをするから。
「じゅうしょ」という「読み」に、2種類の「よく使う言葉」があることが原因です。
解決方法として、セミコロンのついた「じゅうしょ;」という「読み」に自分の住所を単語登録すればどうでしょうか?
次の表のように「住所」という単語と「自分の住所」を別々に入力できます。
このように、セミコロンがついた日本語は「べつの言葉」として使えるのです。
ほかにも「セミコロン」を使った例はたくさんあるので、以下の記事を参考にしてください。