素材の産地や鮮度にこだわり、製法（手包み）にこだわる「ぎょうざの山八」は、創業以来20年以上地元に愛され続ける餃子専門店です。

持ち帰りだけかと思ってたずねると、焼き立てを味わえるスペースが用意されていたので、早速いただくことにしました。

◇こだわり続ける餃子の味

JR福間駅から宮地嶽神社方面に向かう西鉄バス「太郎丸」バス停のすぐそばにあり、大きな看板が目印です。

「ぎょうざの山八」では餃子に使用するキャベツやにんにくなど、福津市産にこだわり福津ブランド「福津の極み」に認定されています。

その他の食材も九州産にこだわり、鮮度にこだわり、製法は一つずつ手包みすることにこだわった地元が誇る食品と言えるでしょう。

◇こだわりの餃子

店内ではスタッフが、なにやら作業しながら明るい声で応対してくれます。
見ると今まさに餃子を焼いているところでした。

店内でも食べられると言われ、焼きたての「黒豚餃子」と「まるごとにんにく餃子」の5個入りパックを注文し、味わうことにしました。

黒豚餃子は肉のうまみが凝縮されていて、餃子本来のおいしさが味わえます。
まるごとにんにく餃子はその名の通り、ニンニクがひとかけらまるごと入っていて、ホクホクした食感があるのですが、臭みなどはまったく感じません。
きいてみると、福津産のニンニクは他のニンニクに比べて、匂いの少ないのが特徴だそうです。

◇餃子以外も

ひとくち豚まんを揚げた「揚げ豚まん」も試食させてもらいました。
小ぶりで食べやすく、しっかり豚まんの味がするのに、香ばしい新感覚の豚まんです。

取材中には、自宅用に何パックも買っていく人や、贈り物でしょうか、地方発送を依頼する人の姿がありました。

福津本店以外にも、宗像市内には24時間無人販売のモンテ・オットがある他、直営店で購入することができます。

手間を掛けずに気軽に家庭でおいしい餃子が楽しめる、主婦にはありがたい味方といえるお店です。