【大仙市】お菓子から学ぶ、国宝。国宝鏡ものがたり
秋田県大仙市、道の駅なかせんで「国宝鏡ものがたり」という、お菓子を購入してきました。筆者の心をときめかせたのは、このパッケージデザイン。
正面には「国宝 線刻千手観音等鏡像」と記載がありました。パッケージの裏面には国宝鏡の説明がありました。この説明を要約すると、下記の通り。
- 国宝鏡は延宝五年(1677年)、玉川の用水路工事中に発見された。
- 青銅製で表面にはスズのメッキが施されている。
- 表面には千手観音立像や観音八部衆がタガネ彫りで描かれている。
- 裏面には宝相華と水鳥の姿、チョウの模様がある。
- 約千百年前の作と推定される貴重な仏教芸術品。
- 昭和28年に国宝に指定された。
- 本県で唯一の国宝で、中仙町の水神社にある。
- 普段は神社の金庫に保管されている。
- 年に一度、8月17日に公開される。
恥ずかしながら、「大仙市には、秋田県唯一の国宝がある」という事実を、初めて知った筆者。地元に住んでいるのに、まだまだ知らないことってあるんですね。「本」などからではなく、「お菓子」から学びがあった事は、もしかしたらこれが人生史上初めてかもしれません。
それでは、いただきましょう!
まるで国宝鏡を彷仏とさせるような丸い焼き菓子。白あんや栗が入っており、ふっくらとした生地としっとりとしたあんの相性はぴったりでした。
それにしても、お菓子から学びがあるとは思ってもいませんでした。子供の頃は気にせず食べてたお菓子ですが、大人になってみると、こんなお菓子の大切さ・ありがたさを実感します。ごちそうさまでした~!