【京都市東山区】京町屋の扉をくぐると異世界に来た気分になれるカフェ。スチームパンクの世界にワクワク
清水寺から八坂神社までの一帯は観光地で京町屋と呼ばれる建物が多くあるのですが、特に一念坂・二寧坂・三年坂は京都の風情が感じられる商業エリアとして人気です。
古都の風情漂う一念坂にある喫茶店「Punk a vapore」。外観は「ウナギの寝床」と呼ばれる間口の狭い京風町屋なのですが、ある事で人気のお店です。
こちらのお店はスチームパンクの世界をコンセプトとしたお店で、ファンの間ではとても人気があり、店内の撮影がOKと言う事もあって、観光シーズンには行列が出来ることもあります。
一般社団法人 日本スチームパンク協会に加盟されているだけあって内装も本格的で、お店に入った瞬間から異世界に来たかのようなワクワク感があります。スチームパンクやゲームのような幻想世界が大好きな筆者は、この時点でテンションが爆上がりしていました。
1階はスイーツのテイクアウト販売をされていて、2階に喫茶室があります。もちろん喫茶室もスチームパンク一色で、どこを見てもかっこよくて見飽きることがありません。
ガラステーブルも、スチームパンクの代表とも言える歯車と工具が飾られています。
エアコンもスチームパンク仕様になっています。
メニューは魔道書を模したもので、店員さんを呼ぶのは鉄の呼び鈴です。「呼び鈴の音がかなり大きいので、やさしく振ってください」とのことで、筆者もそっと振ったつもりが予想より大きな音が出てちょっとびっくりしました。
メニューの中身もおとぎ話に出てくるグリモワールのようで、メニューだけでもずっと見ていられます。
アイスティーとスコーンのセットを注文したのですが、アイスティーがフラスコに入っていたり、自家製ガムシロップがビーカーに入っていたり、歯車のコースターが使われていたりと演出がファンにはたまりません。
アイスティーはカップ3杯分とたっぷりで、自家製スコーンにたっぷりのクロテッドクリームをつけて食しながら、スチームパンクの世界を満喫しながらゆっくりできました。
スコーンが美味しくて帰りにテイクアウトしようと思いショーウィンドウを見ると、ちょうどカヌレが焼きあがってきたのでそちらも購入しました。ドルチェは全て手作りのため、売切れの場合もあるので要注意です。
1階ではスチームパンクの作品を販売されています。スチームパンク好きならば「かっこいい! 」と目が離せなくなるものばかりです。
お会計を終えて外を見ると一念坂の京都の古都の街並みが見えて、お店に入った時とは逆の異世界から戻ったかのような不思議な気持ちを味わえました。メニューにもこだわりを持っておられて、喫茶店としてもおすすめの店なので、ぜひとも行ってみてくださいね。
【店舗情報】
Punk a vapore(パンクアベイブ)
〒605-0826 京都市東山区桝屋町363-25
営業時間:12:30~18:00(L.O.17:30)
定休日:無休(モーニングは金・土・日・祝のみ。)
電話番号:070-1471-8369
Twitter:@Punk_a_vapore
Instagram:@punk_a_vapore
facebook:@Punk.a.vapore
(各SNS及び電話で予約可能)