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【衣類の片付け】片付けが苦手な人でもサクッと片付く3つのコツ

川崎みさ暮らしの講師

元海上保安官で2児の母、整理収納アドバイザーの川崎みさです。

「片付けてもすぐゴチャつく」「何だか使いにくい」と、服の片付けに困ったことはありませんか?私も同じように30年間片付けに悩んできました。しかし、大人になってから片付けを学びサクッと片付けるための「ポイント」を知ってから、以前よりラクに片付けができるようになりました。

以前のわたしと同じように「片付けたのにすぐゴチャつく」「使いにくいけど理由が分からない」と思っている方は、ぜひ本記事をご一読ください。

1.服の数を減らす

目当ての服がすぐ見つかる
収納場所から入れやすいし出しやすい

服の数を減らしてから、わたしは片付けがとてもラクになりました。どの程度減らすとラクなのかは、人それぞれですがもともと片付けが苦手なわたしは、各シーズン20着ほどの服で過ごしています。(中にはシーズンをまたいで兼用している服も有ります。)

衣装ケース10コ分の服を持っていた頃は、片付けても片付けてもすぐにゴチャついていましたが、服を着回すことで色々なコーディネートを楽しみつつ、片付けにそれほど手間がかからない、そのベストバランスがわたしにとっては「ワンシーズン20着」だと、最近になってようやく気が付きました。

2.「出し入れしやすい位置」に収納する

身体に負担がかからない
出し入れが億劫にならずに済む

一般的には「目線の高さから腰の高さまで」が出し入れしやすい「ゴールデンゾーン」と言われています。出し入れのしやすさは、片付けやすさにも直結します。

私事で恐縮ですが、昨日初めてギックリ腰になってしまい今は思うように身動きできません。しかし、「家事」は待ったなし!痛みに耐えながら洗濯物を必死に取り込み、たたみましたが問題はたたんだ後の「洗濯物をしまう」工程です。

何度も「立ったり」「しゃがんだり」という動作ができないので、子ども達に手伝いを頼みました。身長に合わせた「出し入れがしやすい位置」のおかげで、子ども達に特にイヤな顏をされることもなく洗濯物をしまうお手伝いをしてもらうことができました

子どもだけでなく、大人でも(健康なときでも)入れやすく出しやすい収納場所だとラクですよね。

3.引き出しは「浅め」を選ぶ

引き出しの中の「樹海化」を防ぐため

片付けが苦手なわたしにとって「底の深い収納ボックス」は、すぐに中身がゴチャつく原因のひとつ。たくさん収納できるので、アレもコレも入れたくなりますし、テキトーに入れてしまうガサツさも相まって、すぐに「樹海化」させてしまいます。

ですので、整理収納アドバイザーになった今も「底の深い収納ボックス」はなるべく避けています。

片付けが苦手でもサクッと片付く3つのコツ

1.服の数を減らす
2.「出し入れしやすい位置」に収納する
3.引き出しは「浅め」を選ぶ

何をどうすれば片付けられるようになるのか長年、頭を悩ませてきました。服を捨てすぎてしまったり、色んなタイプの収納用品を試したりとたくさん失敗も重ねてきました。そしてたどり着いたのがこの3つのコツ。

お恥ずかしいのですが整理収納アドバイザーになった今も、ズボラな性格は変わりませんでした。しかし、そんなわたしでも片付けられるようになった理由は、片付けが苦手でも片付く仕組みをつくったからです。苦手なことだからこそ人並みにこなすための工夫が必要だと改めて感じています。

最後までご一読くださりありがとうございます。
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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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