月の人工天体説って本当?月に秘められた多くの謎に迫る 衛星にしては大きすぎ、なぜ裏を見せない?
良く夜空で見つけることのできる月。しかし、私達人類はまだ月のことを理解し切れている訳ではないのです。もし月が太古の昔に人工的に作られた天体だったとしたら?本記事では、月の謎について迫っていきます。
■月は衛星にしては大きすぎる?
惑星と衛星の大きさの比率は小さいことが一般的です。例えば、太陽系最大の衛星であるガニメデは、その主惑星である木星との質量比率が1/13000と非常に小さいのです。更に、2番目に大きい衛星タイタンも、土星との比率は1/4000です。
しかし、我らが月は地球の質量の1/8と、あまりにも大きすぎるとは思いませんか?
■月の起源は解明されていない
実は、月がどのようにしてできたのかを知っている人はこの世にはいません。地球の一部が分裂して月になったという「親子説」、月と地球は近い距離の位置で同じように岩石が衝突し形成されたという「兄弟説」、元々浮遊していた月を地球の重力が捕まえたという「他人説」など、様々な説が存在します。
現在最も有力なのは、火星とほぼ同じサイズの惑星「テイア」が太古の地球に衝突し、発生した破片が地球の周りを周回している内に、凝縮することで月が誕生したという「ジャイアント・インパクト説」が支持されています。
謎に包まれた「月の起源」過去に火星サイズの惑星「テイア」が地球に衝突した破片で形成された?
もしかすると、太古の人類、または、宇宙人が月を作ったという「人工天体説」もあり得るかもしれませんね。
■地球、月、太陽の位置関係
皆さんは太陽と月が同じくらいの大きさに見えることにお気づきでしたでしょうか。月と太陽の大きさは全く異なりますが、月は近くに、太陽は遠くに位置しているため、皆既日食などの天体ショーでは地球からの見た目の大きさがぴったり一致するのです。実は、この偶然の一致を説明できる天文学的な理由はありません。
もしかすると、高度な技術力を持った何者かが、何らかの理由で皆既日食を発生させるため、月の距離を調節したとしたらワクワクしますね。
■月は裏側を見せない
実は、月は裏側を地球に見せておらず、常に表側だけが見えています。それは、月の公転周期が自転周期と一致しているためです。これは他の衛星でも起こっており、木星や土星でも常に衛星は主惑星を見続けているのです。これは、潮の満ち引きを引き起こす「潮汐力」が原因と言われており、月の自転と公転を一致させていると考えられています。
一方で、無理やりSF的に考えると、もしかして何者かが月の裏側に見せたくないものを隠しているとしたら?信じるか信じないかはあなた次第です。
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