一桁、10本台、20本台、30本台、40本台、50本台のシーズン本塁打をすべて記録は、野村と落合と…
日本プロ野球で1シーズンに50本以上のホームランを打った選手は、10人いる。王貞治が3度、落合博満、タフィー・ローズ、アレックス・カブレラは2度ずつだ。
彼らが一軍でプレーしたシーズンを、ホームランの本数により、10本未満、10~19本、20~29本、30~39本、40~49本、50本以上に分けると、以下のようになる。
野村克也、落合、カブレラの3人は、一桁、10本台、20本台、30本台、40本台、50本台のシーズンが、それぞれ、少なくとも1度はある。
ウラディミール・バレンティンの50本塁打以上は、2013年の60本なので、10本台、20本台、40本台に加え、50本台も皆無だ。このなかで唯一人の現役選手、村上宗隆(東京ヤクルト・スワローズ)は、ここまで、10本台と40本台のシーズンがない。
王は、最初の3シーズンが、7本、17本、13本。4年目の1962年に38本のホームランを打ってから、30本の1980年を最後に選手生活を終えるまで、19シーズン続けて30本塁打以上を記録した。
20シーズン以上の3人、野村、落合、王のシーズン本塁打の推移は、以下のとおり。
なお、メジャーリーグで1シーズンに60本以上のホームランを打った6人のうち、ベーブ・ルースとサミー・ソーサは、シーズン一桁、10本台、20本台、30本台、40本台、50本台、60本台をすべて記録している。
バリー・ボンズとマーク・マグワイアは、70本台のシーズンがあるものの、ボンズは50本台と60本台がなく、マグワイアは10本台が皆無だ。ロジャー・マリスは、40本台と50本台がない。
また、6人中、こちらも唯一人の現役選手であるアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)は、ここまでの8シーズンに、一桁と20本台と30本台が2度ずつと、50本台と60本台が各1度だ。村上と同じく、10本台と40本台はない。