セブンプレミアムの冷凍麺「しょうゆラーメン」と「みそラーメン」食べ比べ!
セブンプレミアムのお手軽調理で食べられる冷凍麺
今回は、セブン-イレブンのプライベートブランド「セブンプレミアム」の冷凍麺、「しょうゆラーメン」と「みそラーメン」をレビューします。製造はセブン-イレブンのお弁当や日配品を製造する「武蔵野」。
冷凍麺はとてもおいしいですが、別に器を用意しなければいけなかったり調理方法がめんどくさかったりで、カップ麺やお弁当コーナーのレンジ麺に比べるとハードルが高いのですが、今回の商品は外装の容器のままレンジ調理のみで食べられるお手軽商品となっています。
調理前にやらなければいけないのは、フタをちょっと開けるだけ。あとはこのまんま電子レンジに放り込むだけの簡単なお仕事。カップ麺よりもお手軽調理です。
セブンプレミアム「しょうゆラーメン」
まずは「しょうゆラーメン」から。セブンプレミアムから以前、自分で器を用意してレンジ調理するタイプの一般的な冷凍醤油ラーメンが出ていましたが、現在は終売で今回の商品に置き換わっています。鶏ガラがしっかり感じられるおいしい冷凍麺でした。
スープは鶏ガラベースの醤油味で、スープ表面に鶏油など油脂を浮かせています。鶏ガラが強く醤油味はおとなしめ。鶏ガラ中心の少し懐かしい味ですが、あっさりではなく油脂によるこってり感も併せ持っていました。
レンジによる高熱調理のためか、麺からスープに雑味が溶け出し、お店で食べるような鶏ガラ醤油味のクリアなスープとはちょっと異なる印象。醤油味がもう少し濃ければ雑味は目立たなかったかもしれません。
麺は太めでストレート形状。弾力と表面のつるみが特徴的な多加水麺食感となっています。
鶏ガラ醤油味のスープにはもう少し細い麺を合わせるイメージがありますが、高火力のレンジでスープと一緒に調理する形では、細い麺だと伸びてしまい難しいのかもしれませんね。
具はチャーシューとネギ。チャーシューは豚バラでおいしいですが、税込321円という価格を考えるとちょっと物足りない大きさかもしれません。ネギも量が少なめでした。
セブンプレミアム「みそラーメン」
続いては「みそラーメン」。この容器の形状を何かに例えられないか考えましたが、マーガリンの容器に似ていますね!パッケージには「香味野菜香る 背脂入り」と書かれており、パンチがあって濃厚な味が楽しめそうです。
スープはニンニクのパンチや甘みが強い豚骨ベースの味噌味で、野菜を炒めた風味が感じられる臨場感あふれる味わいになっています。背脂や豚脂のこってり感も強く、札幌味噌ラーメンの味が再現されていると思われるパワフルな味。
「しょうゆラーメン」では麺とスープを一緒にレンジで高温加熱することで、麺の成分が溶け出して雑味として感じられましたが、こちら「みそラーメン」は味噌の味が濃いため目立ちませんでした。この調理方法は味噌ラーメンなど味の濃いスープと相性が良さそうです。
麺は縮れがついた太くて黄色味の強いタイプで、札幌ラーメンの玉子麺が再現されているようです。力強いスープに対して麺も負けずにコシが強いため、麺とスープの相性は良好。
細い麺だと麺とスープを一緒に加熱する方式では伸びてしまいそうなところですが、太い麺ならその心配はなく、スープだけではなく麺もレンジ調理と相性抜群でした。
具はチャーシュー、背脂、キャベツ、もやし。チャーシューはただの豚肉にも見えるかなり脂身が多いタイプ。加えてミンチ状の背脂も入っていて、両者による豚脂のこってり感がすごかったです。パワフルなのはスープだけではありませんでした。
他にもやしやキャベツが入っていて、チャーシューとネギだけの「しょうゆラーメン」よりもボリュームがありました。
みそラーメンがおすすめ!
セブンプレミアムの冷凍麺「しょうゆラーメン」と「みそラーメン」を食べましたが、どちらも容器を用意する必要がなくレンジ調理のみなので、カップ麺やレンジ麺に負けないお手軽さです。
筆者は普段だと味噌ラーメンより醤油ラーメンを好んで食べますが、今回はレンジ調理と相性が良かった「みそラーメン」を強くおすすめしたいです。