福岡市南区塩原。博多一風堂の特別店「塩原本舗」の冬の風物詩「焦がし味噌」を、毎年いただく幸せ。
博多一風堂は、福岡市中央区大名にて1985年創業。博多ラーメンの存在を、誰もが知る、全国区の人気ラーメンへと押し上げた功績で知られている。
その一風堂の3号店として、1994年に福岡市南区塩原の住宅街の一角にオープン。当時はセントラルキッチンが併設されていたため、客席数の少ない小さなお店という印象だったけど、何度かのリニューアルや閉店を経て、今の広々とした空間の店内に。また現在は「拉麺発信所」として、一風堂の中でも特別なお店として位置付けされている。
300度を超える高温のラードで、特製の味噌を焦がして香ばしく熱々にした特製スープと平打ちの麺が特徴的な一杯。
一風堂塩原本舗の冬の風物詩で、ここだけの期間限定メニューになる「焦がし味噌」を食べに訪麺。かなり以前は「博多五行」で食べられた逸品だったけど、現在はここ福岡では、この時季の塩原本舗だけの人気メニューだ。毎年、楽しみにしながら、今年もまた訪麺してみた。
11時30分前に到着し、専用駐車場で少し待機。開店直前、お店のスタッフさんが、わざわざ駐車場まで、開店をお知らせしに来てくださり店内へ。店内に入り、正面の券売機から最上段右上の「焦がし味噌」を選択し、厨房内を見渡せるL字カウンターの一席に着座しながら食券を手渡す。
待つことしばしで着丼の「焦がし味噌」は、香ばしい味噌の豊かな香りと、なによりもスープの激アツさがたまらなく嬉しい。合わせるモッチリとした食感の中細平打ちのストレート麺との相性も抜群。厚めのチャーシューも毎回美味しく楽しみの一つ。また、味噌の味わいにピタッとはまる白ごはんが付くのも最高で、寒い冬にふさわしい激アツな「焦がし味噌」を、ハフハフしながらご堪能いただきたい。
塩原本舗は、比較的郊外にあり、専用の駐車場もあるのでクルマで訪れやすく、店内のカウンターやテーブル席も、間隔がゆったりめなので、特にご家族連れにピッタリ。何よりもスタッフさんの接客、応対がすばらしく、昔の大名本店を彷彿とさせる活気と懐かしさもあるので、機会があれば、ぜひお試しいただきたい。
最近、リニューアルしたばかりの、お馴染み「赤丸新味」「白丸元味」「からか麺」もラインナップして、普段使いにも安心。
住所 :福岡県福岡市南区塩原3-21-4
営業時間:11時30分~15時30分 17時00分〜21時00分(月〜金曜日)
:11時30分〜21時00分(土・日曜日)
:※平日ディナー、土日は閉店30分前がラストオーダーとなります。
定休日 :※要確認
駐車場 :専用駐車場あり