「もうダメかも。」バンライフ開始わずか10日で起きた悲劇。旅先で運ばれていく「我が家」
こんにちは!私たちは、アメリカのスクールバスをDIYでキャンピングカーにして日本中を巡っています。
ゴールデンウィーク真っ只中
ゴールデンウィークも後半!皆様どうお過ごしですか?今回は私たちが旅を開始してわずか10日で起こった悲劇についてお話ししたいと思います。
旅を始めて、2年ほど経ちますがいまだに1番衝撃的だった出来事です。ご存知の方もいるかと思いますが、注意喚起も含め振り返りたいと思います。
それは群馬県観光中に突然
この日はとても天気の良い日で、我々は群馬県を観光していました。日中は群馬サファリパークに行ったり、富岡製糸場を見学したり楽しく旅をしていました。夕方になり1日の観光を終え、朝から何も食べていなかったので、ご飯にしようと移動している途中に悲劇は起こりました。片側1車線の上り坂のてっぺんに到達する少し手前で、車がキュルキュルと変な音を立てて停止しました。その後はエンジンもかからず、完全に停止です。(片側一車線なので通行の妨げになり、ご迷惑おかけしました。)
頭は真っ白!
突然のことにさあやは気が動転してしまい、あたふたしていましたが、コージは冷静でまずは安全を確保できる場所に車を移動することにしました。近くで見ていた近所の方々が誘導してくださったり、声をかけてくださったりしたので励まされました。誰かが通報してくれたようですぐに警察の方も駆けつけてくれて届けを出す必要がなく済みました。変な場所で停止してしまった時に近所に住んでいる方が一緒に車を押してくれて安全な路肩に停車できました。こういう時に人の温かさが一段と身に沁みます。
レッカーの手配
保険には入っていたのですぐに連絡していろいろ対応していただきました。我々の車は大きいので、なかなか運べる車が見つからず牽引してもらえる車を探すのに時間がかかりました。代車とレッカーの手配ができてから、到着するまで道端で過ごすことになりました。この時はまだ旅を始めて間もなかったので、車で過ごすこと自体に不安がありましたが、どこでも生活ができるありがたさを実感しました。
結局のところ、原因は?
この日車が運ばれてから、次に旅を再開するまでに約1年間かかりました。頑張ってDIYをして、ワクワクな気持ちで旅に出た矢先に突如起きた大惨事。結局のところ原因はエンジンオイルが切れていて、エンジンが焼き付いてしまった状態でした。車にあまり詳しくなく、この時はまだ自分たちでオイルのチェックが出来ていなかったことが最大の要因です。前日に行ったガソリンスタンドでオイルをチェックしてもらって「まだたくさん入っているから入れなくて大丈夫!」と言ってもらったので安心しきっていました。車も特殊なので、やはり自分たちでしっかりチェックできるようにしておくべきでした。
アメ車は、修理がつきもの
この事態があったときから、たくさんの方に「古いアメ車は修理がつきものだからね。それを楽しみながら乗っていくんだよね。」と言っていただきました。まさか自分たちが、よりによって旅の開始早々にこんな目に合うなんて思ってもいませんでした。このことを教訓に、車のチェックができるようになったり、もしもの場合に備えたりするようになりました。何事も経験で成長できるんだなと思います。とはいえ、何事もないのが1番なので、これをご覧の皆様はぜひ気をつけていただきたいと思います。
いかがでしたか?
今回は旅先で起こった我々の災難を振り返ってみました。旅先では浮き足立っていたりするので、もしもの場合や万が一への備えがとても大切です。ゴールデンウィーク後半、皆様くれぐれも交通安全で楽しいウィークエンドにしてください。