「こんなはずじゃなかった…」車で生活してわかった意外なデメリット3選!
こんにちは!私はアメリカのスクールバスを「旅するワンルーム」に改装して、日本中を旅しています。自由気ままな車中泊ライフには、たくさんの魅力がありますが、正直に言うと「こんなはずじゃなかった…」と思うこともありました。
今回は、スクールバス生活のリアルなデメリットを赤裸々にお伝えします。夢の車中泊生活には意外な落とし穴もありますが、そういった側面を知ってもらえれば嬉しいです。
スクールバスの生活でわかった意外なデメリット3選
1. 「スペースが広いはずが…意外と生活スペースは狭い!」
スクールバスを改装したとき、広々としたベッドやキッチンスペースを確保しました。でも、実際に生活してみると、どうしても荷物や道具が増え、思ったほど自由に動けないことがわかりました。特に、収納スペースが限られているため、必要最低限の物しか持ち込めないのが現実です。
また、スクールバスといえども走行中は安定した空間ではないため、物の固定が必要です。ベッドやテーブルの配置も工夫しましたが、移動時にはどうしても揺れてしまい、整理整頓が難しいことも。旅中の山道で収納してある醤油が倒れ大惨事になってしまったこともあります。
改善策: 繰り返し試行錯誤しながら、収納の工夫や荷物の見直しを行い、少しでも快適な空間を保てるようにしています。
2. 「水の確保が大変でシャワーの回数も限られる…」
バスでの生活には水の供給が限られており、毎日のシャワーは贅沢品です。特に夏場は汗をかくことも多いですが、貴重な水を節約しなければならないため、シャワーはどうしてもの時だけ使用しています。
また、飲み水の確保も重要で、各地の湧水やキャンプ場などで補給するようにしていますが、長期間の滞在が難しいエリアでは不便を感じることも。こればかりは、車中泊生活をしてみなければ分からなかった現実です。
改善策: 水無しで洗える「ドライシャンプー」や、できるだけ水を節約できるアイテムを取り入れることで、少しでも快適に過ごせる工夫をしています。基本的にシャワーは使わずに全国のお風呂施設に行くようにしています。
3. 「電気の供給も不安定で、バッテリー管理に気を遣う」
電気もまた、スクールバス生活の中で大きな課題です。私たちはソーラーパネルやバッテリーを設置していますが、天候によって発電量が左右されるため、電気が安定して供給されるわけではありません。曇りの日や雨の日が続くと、スマホやパソコンの充電にも気を使わなければならないのです。
また、夜間の暖房や照明の使い方にも制約が生まれ、冬場には特に注意が必要です。省エネを意識しながら、日中に太陽光をできるだけ取り込み、バッテリーを節約する生活は慣れが必要です。
改善策: バッテリー管理を徹底し、必要なときにはキャンプ場などで充電ができるようなプランを立てて、日々の生活を工夫しています。
いかがでしたか?
「旅するワンルーム」での生活は自由と冒険に満ちていますが、決して夢のような楽な生活だけではありません。今回お伝えしたデメリットも、スクールバス生活ならではの現実です。
とはいえ、これらの課題を乗り越えるたびに、少しずつ工夫や改善が生まれ、旅がより特別なものになっています。これからも私たちは、日々の困難を楽しみながら「旅するワンルーム」での生活を続けていきたいと思っています。