止まらない4位NC ポストシーズン6連勝で韓国シリーズ進出に王手<韓国KBOリーグ>
2位KTウィズと4位NCダイノスの顔合わせとなったプレーオフ。第1戦はワイルドカード決定戦、準プレーオフと勝ち上がってきたNCが勝利し、この日第2戦を迎えた。
試合はこの日もNCが先制。1回表に3番パク・コンウがレフトに2ランホームランを放ち2-0とした。NCは3回にも1点を追加。リードをもらったNCの先発シン・ミンヒョクはKT打線に付け入る隙をあたえず、6回1/3を投げて被安打1、無失点と好投を見せた。試合はこのままNCペースのまま進むかと思われた。
しかし3点を追うKTは8回裏、相手守備のエラーでチャンスを広げると、犠牲フライと適時打で1点差に迫った。
KTは9回裏、前夜に満塁弾などで攻略しているNCの抑えイ・ヨンチャンに対し、2死満塁のチャンスを作った。この場面で9番オ・ユンソクの打球はショート左への小フライ。打球が地面に触れれば内野安打で同点となるところ、ショートのキム・ジュウォンがダイビングキャッチしゲームセット。NCが3-2で勝利し、韓国シリーズ進出に王手をかけた。NCはポストシーズン6戦全勝の6連勝となった。
◇10月31日(火)の結果
・プレーオフ第2戦
KT 2 - 3 NC(スウォン)
勝:シン ミンヒョク
敗:ベンジャミン
◆「SSGが監督を解任」
今季3位のSSGランダーズがキム・ウォンヒョン監督の解任を発表した。SSGは準プレーオフでNCに敗れて敗退したが、解任理由は成績ではなく世代交代をはじめチームにスピード感のある変化が必要と判断したとのこと。球団はきのう議論し、きょう決定したと明らかにした。
同監督はSSGの前身SKワイバーンズのOB。2020年オフにSKから就任要請を受けた後、21年のキャンプ前に親会社がSSGに変わった。就任2年目の昨年チームを優勝に導き、昨オフ3年契約を結んでいたが、球団側にはSK色を一掃したい動きが以前からありそれが加速化したと見られる。
※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。