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残暑に歩きたい清涼感たっぷりの道があった…!名水百選「お鷹の道・真姿の池湧水群」が気持ちよすぎる

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こんにちは、ホリデーノートのotoです。今回は国分寺市にある「お鷹の道・真姿の池湧水群」へ行ってきました。JR国分寺駅からは歩いて15分ほどになります。
「お鷹の道・真姿の池湧水群」は清涼感を味わえ、残暑のお出かけにぴったりのスポットです。

名水百選「お鷹の道・真姿の池湧水群」はどんなところ?

「お鷹の道・真姿の池湧水群」は散策路として整備されているスポット。緑豊かで水路ががあり、自然を感じながら風情まで味わえるお散歩コースです。

昭和60年に環境省(当時は環境庁)の名水百選に選ばれたほか、東京都の名湧水57選にも選ばれています。東京都の名水百選は、青梅市の「御岳渓流」と「お鷹の道・真姿の池湧水群」の2ヶ所のみ。

真姿の池(ますがたのいけ)とは、平安時代に不治の病に苦しんだ玉造小町が、この池の水で体を清めたら病が癒え、元の美しい姿(真姿)に戻ったたことに由来します。現在、この池には弁財天がお祀りされています。
池周辺に複数の湧水があることから「真姿の池」と名付けられました。

湧水は池に流れ込むほか、100mほどの水路を流れ、水路に沿って遊歩道が整備されています。

上の写真は湧出口です。朱色の鳥居の近くにあります。

休憩できる東屋もあります。緑に覆われた散策道は歩くのがとても気持ちがいいです。

ところで「お鷹の道」に触れていませんでしたね。「お鷹の道」とは、江戸時代、国分寺市内の村々が尾張徳川家の御鷹場に指定されていたことに由来しています。
水路沿いをはじめとする約350mが遊歩道として整備されています。

「ほたるのすむ川」と書かれた看板がありますが、近年この当たりでは蛍は見られないようです。

名水百選「お鷹の道・真姿の池湧水群」沿いの見どころ

お鷹の道沿いにある「史跡の駅 おたカフェ」は、木々に囲まれた癒しのお休みどころ。全国に約1500か所ある「まちの駅」のひとつです。
トイレ休憩などに利用できるほか、ドリンクやランチ、デザートをいただくことができます。

「史跡の駅 おたカフェ」の向かいにあるのが「おたかの道湧水園」です。入園料は100円。チケットは「史跡の駅 おたカフェ」の窓口で購入します。

「おたかの道湧水園」では、江戸時代に国分寺村の名主だった旧本多家住宅を見学できます。1階西側の土間は管理室になっており、東側を見学が可能。また2階は展示室になっています。

奈良時代の中ごろ、聖武天皇の詔(みことのり)によって、諸国に国分寺が建立されました。詔には、七重塔を置くことが規定されていたそう。
「おたかの道湧水園」には、10分の1スケールの「武蔵国分寺七重塔推定復元模型」が建てられています。

お鷹の道・真姿の池湧水群
住所:国分寺市東元町3丁目・西元町1丁目
公式サイト(外部リンク)

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