温泉のすぐ横をかすめて着陸する巨大軍用機がとにかく圧巻・・!!「昭島温泉 湯楽の里」
サウナ散歩家のカラーひよこです。都内とその周辺のサウナ巡りが趣味で、これまでに 320 店を数えるサウナ・銭湯・スーパー銭湯を渡り歩いています。
今回は東京都昭島市の「昭島温泉 湯楽の里」の温泉とサウナをレポートします。
それぞれの店舗ごとに特徴のある「湯楽の里」。昭島店の推しポイントは?!
昭島といえば東中神の銭湯「富士見湯」さんが地域では有名だけど、こちら「湯楽の里 昭島店」も、このエリア唯一のスーパー銭湯という事で連日賑わっている模様。
「湯楽の里」は国立店か所沢店、そしてこちらの昭島店が筆者のテリトリーでよく利用している。関東1都6県に店舗のあるチェーンだが、過去に訪れた他県の店舗もその地の利を活かした特徴があって面白い。
東京湾一望の絶景露天風呂「横須賀温泉 湯楽の里」
都心から一番近いオーシャンビュー施設「幕張温泉 湯楽の里」(東京サウナ日記)
展望露天風呂から多摩川と富士山が見える「国立温泉 湯楽の里」(東京サウナ日記)
昭島店は他店同様の純和風な作りと、すぐ横を玉川上水が流れていて周囲に緑が豊富な点が特徴だろうか。
今回はサウナの前に、内湯の高濃度炭酸泉からスタート。普段はサウナと水風呂、露天風呂をひと通り入った後の最後に入ることが多いが、何を差し置いてもまずはリラックスしたいほどに疲れていたので・・。
20 分も浸かっていると炭酸の血流アップ効果で全身の血管の隅から隅にまで詰まっていた疲労物質が溶け流されていくよう。。
30 人収容のタワーサウナに「めいそう風呂」もおすすめ
この日1セット目のサウナ室に入ると5段タワーの席は9割以上埋まっている。平日のまだ帰宅ラッシュ前の時間であったが、周辺エリア唯一のスーパー銭湯だからかの盛況ぶりであった。
そこしか選びようのなかった巨大ストーブ正面の下段席へ座る・・が、やはり普通に熱過ぎて入り口前の席が空いたのを確認して即座に移動(笑。。
経過時間は確認せず。自分の前に入っていたお客が出るのを、キリのいい 20 人を数えたところで出る。
体感 16 度の水風呂は立膝で肩が少し出るくらいの充分な深さ。こちらも長めに、後から入ってきたお客が5人出るのを数えてから出る。
疲れていたので今日はこの長めの1セットでいいかとも思ったが、久しぶりに「めいそう風呂」もいいな・・と、低い入り口をくぐってみる。
塩スチームサウナである。カラン用の椅子が5つと、椅子を流す用の水の溜まる瓶、そして塩の詰まったバケツ。
ちょうどスチームが始まったところで、視界はもうもうの蒸気に包まれ、前に座っている人の顔もよく見えない。手拭いでセルフアウフグースするとそれなり充分な熱さで、出た後にまた水風呂へ直行。
土踏まずや顔に擦り込んだ塩の浸透圧効果でむくみも取れた(気がする)。塩揉み野菜と同じ原理で、身体に溜まっていた水が出るのだ(と思う)。
天然温泉と巨大米軍機のサプライズで疲れも吹き飛ぶ・・(笑
腰掛け湯でぼんやりしてからお楽しみの露天風呂へ。タイミングよく、3つある壺湯の一つが空いたのでザブン、と・・最&高である。。
各湯の上に東屋が3つ。そちこちに大きな木が植っていて、すぐ外を流れる玉川上水沿いの雑木林の黒いシルエットもあってか、まるで森の中にいるようにも感じる。周囲に高い建物などもないので空も広い。。
そこへ突如、何かが近づいてくる轟音が響き、すぐと真上を巨大なプロペラ機が横切っていった。すぐ隣が米軍の横田基地で、本当に触れるんじゃないかというくらいな近距離をかすめて着陸するのであった。
駐車場で何度か見て知ってはいたけれど、露天風呂の中から見たのは初めてだ。これは知らないで遭遇すると本当にギョッとする。着陸の時刻表(笑)があれば、これ目当てで来てもいいかも・・。
日本庭園の中庭だとか周囲が自然豊かだとかの全てが吹っ飛んだ・・(笑。
岩風呂の温泉は無色透明のアルカリ単純温泉。いわゆる「美人の湯」というもの。真ん中で区切られており、源泉掛け流しの上の湯と加温循環の下の湯に分かれている。
突如飛来した巨大な飛行物体に束の間狼狽えた心も温泉で再び鎮まる・・今日もおつかれさまでした。
サ飯はざる蕎麦(大盛)と蒸し鶏ミニサラダに手羽先を3本。入浴とセットでお得だったオロポも。
ごちそうさまでした(^人^)
昭島温泉 湯楽の里(公式サイト)
料金:平日 850 円(土日祝 950 円)・岩盤浴 450 円
営業時間:9 : 00 〜 翌 1 : 00
定休日:なし
アクセス:JR「昭島駅」JR・西武拝島線「拝島駅」より徒歩 15 分
駐車場:あり
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