Yahoo!ニュース

味わいの違う2種類の食パンが名物!虎ノ門駅から徒歩1分 「with life bakery」

毎日でも食べたい!素材と製法にこだわった食パンが名物 大人な東京パン旅をナビゲート!

旅するパンマニア 片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは!」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。

スコーンや焼き菓子、サンドイッチなんかも
スコーンや焼き菓子、サンドイッチなんかも

今回紹介するエリアは東京都・虎ノ門。
2022年2月にオープンしたwtih life bakeryは、東京メトロの銀座線・虎ノ門駅からなんと!1分という利便の良さ。窓際にずらりと食パンが陳列されていることからも分かる通り、名物はjutekinariという2種類の食パン。

窓一面に並べられた食パンは圧巻
窓一面に並べられた食パンは圧巻

手前にある角食がkinari(キナリ)で、発酵バター、蜂蜜、クリームをバランス良く配合し優しい甘さが特徴。少し低めの温度でじっくりと時間をかけ、生成り(きなり)色に焼き上げているそう。

kinari、jute、あんバターサンドを実食

kinari(フルサイズ870円・ハーフサイズ480円)
kinari(フルサイズ870円・ハーフサイズ480円)

材料を見ると牛乳は入っていないようだけれど、どこかミルクブレッドを思わせるようなパン全体からあふれ出る優しい甘味。ミミとの一体感があり老若男女問わず好きな食感&味わいですね。

kinariの断面
kinariの断面

jute((フルサイズ920円・ハーフサイズ520円)
jute((フルサイズ920円・ハーフサイズ520円)

奥にある山食パンがjute
石臼挽き小麦と、麻(=jute)のように粗さを残すクラムにするため、手作業にこだわった歯切れ良い山食パン。一晩かける低温長時間発酵で高加水を実現しているのだそう。こちらは歯切れ良く、ミミの存在感もあり山部分は少し香ばしさも。乳製品不使用で、もっちり感はあるのだけれど、kinariよりは味わいはシンプルです。

juteの断面
juteの断面

両方ともトーストしてみたのだけれど、もっちり感と柔らかさを生かすという意味ではそのまま食べる方が個人的には好き。また、kinariとjuteの焼き上がり時間が異なるので、オープンは8時からしているのだけれど、両方のパンがそろうのは9時半過ぎ、さらにハーフにカットしてもらいたい場合は10時半頃に行くのが丁度良いみたいですよ。

あんバターサンド(350円)
あんバターサンド(350円)

juteの生地で作ったというあんバターサンド。クラストは薄め、クラムは噛みごたえはあるのに弾力があり、舌触りがなめらか。パン生地部分だけでも大満足なのだけれど、それに粒餡の上品な甘味にバターの塩味、コクがあとからじゅわっと。

あんバターサンドの断面
あんバターサンドの断面

雑誌にでてきそうなオシャレな雰囲気のwith life bakery。食感も味わいも違うので両方食べてみて、自分のお気に入りを見つけてみては?!

with life bakery
住所:東京都港区虎ノ門1-11−11
電話番号:050-1748-2777
営業時間:8:00~
定休日:日曜日

1万個以上のパンを食べ歩いた旅するパンマニア。テレビ・ラジオ・雑誌などメディアで活躍する傍ら、百貨店のパン祭り監修など多岐にわたった活動をしている。YouTube「片山智香子のパン旅ちゃんねる」では、日本全国の美味しいパン屋さん情報も配信中。

旅するパンマニア 片山智香子の最近の記事