愛犬・愛猫も【健康診断】が大事!
健康診断してますか?
最後に健康診断をしたのはいつですか?
「若いからしてない」
「数年前にしたよ!」
これだと体の異変にいち早く気づくことが難しいかもしれません!
今回は
①健康診断受診時期
②プラン内容
③健康診断前の準備
④うちの子達の結果
についてお話しします。
①健康診断受診時期
<どのくらいの頻度で受けたら良いのか>
犬猫さんは1歳で大人になり、人間に換算するとその後は1年間で4歳ずつ歳をとっていきます。
つもり、年1回の健診は人間で言うと
「4年に1回」
の健康診断となります。
4年に1回しか受けないとなると、どのような変化が起きていても不思議ではないと思いませんか?
なので犬猫さんが1年に1回健康診断を受けるのは決して頻度が高すぎるとは思いません。
7歳以上でシニアと呼ばれる年齢になったり、気がかりなことがある場合は半年に1回や必要に応じて受けるのも良いと思います。
人間と同じように1年に1回とすると3ヶ月に1回の健診が必要となりますが、さすがに頻繁すぎて本犬猫や経済的負担があるかと個人的には思います。
<何月に受けるのが良いの?>
愛犬さんの場合
春先にはフィラリアの検査をすると思います。
フィラリアの検査は採血をしますので、その時に一緒に健康診断をすれば少し血液を多めにもらうだけで血液検査ができます。
病院によりますが春先には院内での検査でなく、外注することで安くなるキャンペーンをしているところも多いです。
愛猫さんの場合
これも病院によりますが猫さんの場合は秋や冬に外注での健診キャンペーンをしている病院もありますので、問い合わせてみるのも良いと思います。
春でも良いのですが、春は病院にわんちゃん(しかもわんちゃんも怯え切って緊張しているかも。。)が多いのでびっくりしてしまう子も多いです。
病院嫌いにならないためにもわんちゃんや他の動物に慣れていない子は予約をしたり、なるべくストレスをかけない時期・時間にいくことも大切です。
②プラン内容
まず、健康診断って何を指すんでしょうか?
明確な決まりはないと思いますが、身体チェックや聴診だけではわからないことがたくさんあるので、個人的には「症状はないけどもある程度の血液検査を含んだ検査」が健康診断になるかと思います。
ある程度の血液検査とは、血液検査には様々な種類があるので血球計算(貧血などの検査)や生化学検査(内臓などの検査)はできると良いと思います。
血液検査ではその他にも
・腎臓の検査
・甲状腺の検査
・糖尿病の検査
・心臓の検査
などがあります。
年齢とともに問題が出てきやすい項目もあるので、獣医さんとよく相談してみましょう。
ちなみにうちの猫は年齢なども考慮の上、先生と相談して
・ちまき(5歳)は血液検査(血球計算+生化学16項目+電解質+フィラリア抗原検査+腎臓検査)とレントゲン、尿検査、便検査
・はち丸(9歳)→ちまきの検査+甲状腺検査+糖尿病検査+炎症検査
をしました。
③健康診断前の準備
・当日の準備
病院から案内があると思いますが朝ごはんは抜いていくことが多いと思います。もし特に言われなかったら確認しましょう。
・病院嫌い克服
わんちゃんの場合は病院が苦手な子は受診する時以外に病院の近くまで行き、おやつだけ食べて帰ってくるなどして慣らしてあげられると当日は平常心でいられる可能性が高くなります。
病院が苦手な理由は行くたびに痛いことなどがあることを覚えてしまっている可能性が高いので、【病院まで行くけど良いこと(おやつがもらえた)】などの印象をつけてあげるのがおすすめです。
病院が遠方の場合や猫ちゃんの場合は頻繁に行くのは難しいと思いますが、病院と勘づかせない工夫はぜひしましょう。
例えば、病院に行くときに必ず入れられるキャリーバッグなどがあると、それが出てきたら勘づいてしまうこともあります。
これを改善するにはキャリーバッグを常に出しておいたり、おやつで中に誘導などしてあげると良いです。
・スムーズな検査のために
採血や撮る場合はレントゲンや超音波検査の体勢を練習しておくと良いです。
https://www.instagram.com/p/CzixgP1Ps9D/?igsh=bWpjM2RjaHFzNjhl
採血の場所や体勢についてはInstagramで詳しく投稿しております(↑のリンクからご覧下さい)のでぜひこちらをチェックしてみて下さい。
うちの子はどこからでも採血ができるよう、練習して挑みました。
結果、ちまきは血管が細く、いろんなところから採血を試みたのですべての体勢を披露することになりました。笑
はち丸も練習しましたが、はち丸はまれに怒ってしまうことがあるので、先生達に怪我をさせないようにエリザベスカラーを練習していきました。
わんちゃんも必要に応じてエリザベスカラーや口輪の練習をしておくことは安全面からも大切なことです。
また、レントゲンや超音波検査では横向きや仰向けになることもあるので、それも練習しておけると良いですね。
暴れてしまったりすると、できる検査が限られてしまい、第一に本犬猫のストレスが大きなものになります。
④うちの子達の検査結果
私がお願いした検査は血液検査が外注だったので1週間後に結果を聞きに行きました。
はち丸→肝臓の数値で高いものがありましたが、昔から必ず高い値が出ることと、特に症状がないので様子見となりました。
ちまき→何も問題ありませんでしたが便検査で少しだけ常在菌が多かったものがあるのでこちらも様子見。
年齢的にはち丸の腎臓が心配でしたが、数値上問題なく、とても安心しました。
ただ、年相応ではあるもののレントゲンで見ると少しだけ腎臓が小さくなっていたので気をつけていきたいと思います。
まとめ
動物は具合が悪いことを隠す性質があります。
症状が出てからでは病気が進行してしまっていることもあるので、なるべく早く不調がわかるよう、定期的に健康診断を検討してみて下さいね。