【愛犬との暮らし】する?しない?男の子犬の去勢手術【犬の気持ち】
男の子のわんこさんをお迎えしたら、必ず考えるであろう〈去勢手術〉。
どんな手術なのか?またそのメリットやデメリットを愛玩動物看護師の国家資格を持つ犬猫育てトレーナーが解説します。
去勢手術ってどんなもの?
Q:どんな手術?
A:全身麻酔下で精巣を取る手術のことです。
Q: いつからできる?
A:性成熟し、身体もある程度大きくなる生後6ヶ月頃から行うことが多いです。
Q:入院期間は?
A: 日帰りか一泊が多いですが、病院によって変わります。
メリットは?
・精巣腫瘍、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニアなど病気の予防
・交尾ができない、雌犬を探し続けることなどへのストレス減少
・マーキング・マウンティング、攻撃性の減少
※ 尿マーキングは60%、マウンティングは80%、減少するというデータも。攻撃性も含め、必ずしも効果があるとは言い切れず、それだけを期待しての手術は個人的にはオススメしません。
デメリットは?
・子どもがつくれなくなる
・麻酔、手術のリスクがある手術なのでリスクはありますが、術前 の検査、安心・安全・信頼できる病院を選ぶことで低くできます。
・肥満になりやすい
①ホルモンバランスの変化
②雌犬への関心が減り、その分の関心ご とが食欲に向きやすなります。
早期にしすぎることで成長に影響を及ぼす?一部の犬種では血管肉腫が発生しやすくなる?などの説もありますのでしっかり検討して判断しましょう。
手術するのであれば予防できる病気などは早い方が予防できる可能性も上がるのでお迎えする時や少なくとも一歳になるまでにするかどうか真剣に考えることをオススメします。