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司書たちが選ぶ「ふしぎの扉を開ける本」。その甘やかな響きのタイトルに心ひかれる【長野市】

akiko歩くの大好きライター(長野市)

図書館に行くと、知らない本と出合える楽しさがあります。私が良く利用しているのは「長野市立長野図書館」。webで貸し出し予約ができるため、大変便利です。

街なかの図書館ですが、駐車場がありますので本をたくさん借りるときも安心です。

5月12日まで「こどもの読書週間」だったそうで、司書さんたちが選んだおすすめ本が一覧になった冊子「ふしぎの扉を開ける本」が設置されていました。

そのうっとりするようなタイトルにひかれて手に取ると、冒険の物語「ジャーニー」「これは王国のかぎ」や、「もりのおばけ」などの絵本のほか科学系の本まで、多種多様な子どもの本が29冊紹介されています。

おすすめ本の冊子は半年ごとに児童係がテーマを決めて制作しているそうで、前回のテーマは「大人も読みたい子どもの本。」でした。

司書さんたちはお互いに選ぶ本が被らないよう気を付けているそうです。

ほかにも年齢別のおすすめ本もあり、「何を読んだら良いかわからない」という方には、面白い本と出合える道しるべになってくれそうです。

冊子の中に、クマのぬいぐるみの妖精「ヘンリー」と、ウサギのぬいぐるみの妖精「ジョージ」が登場するかわいすぎる漫画があり、「どなたが描いたのですか?」と、つい司書さんに聞きに行ってしまいました。

漫画を描いているのは司書の小山さん。「ふしぎの扉を開ける本」の表紙や、南部図書館の図書館まつりのポスターのイラストなどを手掛けているそうです。ヘンリーとジョージは2~3年前に考えたキャラクターなのだそうで、実は図書館の中にもたくさんいました!

子どもの本コーナーの「おはなしのへや」にも。漫画には、おはなし会にこっそり混じるヘンリーとジョージ(妖精なので人の目には見えません)が出てきますので、「本当にここにいた!」と思わず笑顔になってしまいます。

図書館の出入り口で見送るジョージ
図書館の出入り口で見送るジョージ

よく足を運んでいるはずの図書館にも、まだまだ知らないことがあるのだなと再発見でした。掲載した写真以外にも、館内にヘンリーとジョージが隠れていますので、探してみてくださいね!

【施設情報】
長野市立長野図書館 公式サイト
所在地:長野県長野市大字長野長門町1097-3
電話:026-232-3558
開館日:平日 9:45~19:00 
    土曜日・日曜日・祝日 9:45~18:00
休館日:毎週火曜日・最終木曜日(館内整理)
    12月第4水曜日・年末年始
    蔵書整理期間(年1回 2週間以内)
*開館スケジュールは公式サイトのカレンダー参照
*記事の内容は取材当時のものです。

歩くの大好きライター(長野市)

長野市在住。甘いもの、古いもの、エコなもの、変わったもの、とにかく面白いものが大好きです。長野市の魅力を発信していきます!

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