8月のホームランはジャッジと大谷が最も多く、大谷は盗塁も1位。吉田の打率はトップ10にランクイン
アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)と大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、2人とも、8月に12本のホームランを打った。
先月、10本塁打以上は、彼らの他に6人いた。コリー・シーガー(テキサス・レンジャーズ)とコービン・キャロル(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が11本塁打、ウィリー・アダメス(ミルウォーキー・ブルワーズ)、ホアン・ソト(ヤンキース)、ジェイク・バーガー(マイアミ・マーリンズ)、ボビー・ウィットJr.(カンザスシティ・ロイヤルズ)は10本塁打を記録した。
ジャッジの月間二桁本塁打は、5月の14本と6月の11本に続き、今シーズン3度目。大谷とシーガーは、ともに2度目だ。大谷は、6月も8月と同じく12本塁打。シーガーは、5月も11本塁打だった。ジャッジと大谷は、シーズン全体で51本塁打と44本塁打を記録し、各リーグのトップに立っている。シーガーは、シーズン30本塁打だ。あと3本打つと、2022年と2023年の自己最多に並ぶ。なお、3月と4月は、合わせて1ヵ月としている。
各月の最多本塁打は、3・4月が10本のマイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)とガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)、5月が14本のジャッジ、6月が13本のアンソニー・サンタンダー(オリオールズ)、7月は11本のブレント・ルッカー(オークランド・アスレティックス)とブレントン・ドイル(コロラド・ロッキーズ)だ。
ホームランの他、8月のトップには、39安打のフランシスコ・リンドーア(ニューヨーク・メッツ)とブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)、20長打のウィットJr.、27打点のマット・オルソン(アトランタ・ブレーブス)、25四球のジャッジ、9死球のジャリクソン・プロファー(サンディエゴ・パドレス)、44三振のローガン・オホッピー(エンジェルス)、15盗塁の大谷らが位置した。
大谷のように、同じ月に二桁本塁打と二桁盗塁を記録した選手については、こちらで書いた。
◆「大谷翔平の前に月間「10-10」の選手は、そのシーズンに何本塁打と何盗塁を記録したのか」
また、8月に100打席以上の121人中、打率は.389のオニール・クルーズ(ピッツバーグ・パイレーツ)が最も高かった。出塁率は.530のジャッジが1位、OPSも1.385のジャッジがトップだ。ジャッジも打率.389ながら、わずかにクルーズを下回る。
吉田正尚(ボストン・レッドソックス)の打率.326と出塁率.381は、どちらもトップ10にランクインした。8位と9位だ。鈴木誠也(シカゴ・カブス)の打率.287と出塁率.354は、27位と32位タイ。大谷の打率.235と出塁率.286は、84位と99位だった。