駅から徒歩1分!2024年4月23日オープン!パレスホテルのベーカリー「エトヌンク代官山」
Forestgate Daikanyamaで癒される!大人な東京パン旅をナビゲート!
旅するパンマニア 片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは!」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。
今回紹介するエリアは東京都渋谷区・代官山。
東急東横線の代官山駅中央口を出たら右に1分、ほぼ目の前にあるForestgate Daikanyama。あれっ?こんな商業施設あったっけ?と思っていたら、どうやら2023年10月にオープンした施設なのだそう。
フォレストゲート代官山は、賃貸住宅・シェアオフィス・商業施設のMAIN棟と、サステナブルな生活体験を提供するTENOHA棟の2棟からなっており、今回紹介するEt nunc Daikanyama(エトヌンク代官山)はMAIN棟内、2024年4月23日(火)にオープンします。
先日、オープン前に内覧会があったので、一足先にお伝えしますね。
株式会社パレスホテルが、ホテルブランドとは別に作ったブーランジェリーブランドで、「素材のおいしさを感じるパン」がコンセプト。パレスホテル自体、パンに定評がありますが、そちらで30年以上腕を振るうベーカリーシェフ星敏幸氏が開発を手掛けています。
生地を発酵させるのに欠かせない酵母は、ベーカリーシェフがいつか活用する時に来ると、ルヴァン種やホップ種など4種類ほどを約15年かけて育てたもの、今回そちらも使用するそう。また、小麦粉、バター、塩、きび砂糖も国産のものを使用するなど、とことん素材へこだわっているようです。
シグニチャーブレッド(看板商品)はバゲット、Et nuncバゲット、パンドミ、パンオルヴァン、チャバタ、パンドミセーグルなど。
ざっくり情報を知りたい方はYouTubeshort(約30秒)をチェック
今回、Et nunc Daikanyama(エトヌンク代官山)様のご協力により、何個か気になるパンを無償で提供頂きました。本記事作成にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。
クロワッサン、チャバタを実食
ビジュアルの美しさに、思わず試食をお願いしたクロワッサン。焼き色の濃さが個人的にめちゃくちゃ好み。これ、絶対にバリサク食感だろうなと思ったら期待を裏切らず。小麦粉は北海道産、数種のブレンドを自家配合しているそうで、バター感はあるのだけれどしつこくないところが好き。国産バターということも影響しているのかも?小麦の香りが引き立つようにじっくり焼き上げているそうで、香ばしさがたまらなく美味しい。香りとコクとともに小麦の風味もしっかりと感じるクロワッサン。
奇跡の小麦と称される希少品種の小麦粉「キタノカオリ」や自家製酵母のルヴァン種を使用しているチャバタ。クラスト(外側)は薄めで、クラム(内側)はペタペタっと瑞々しい食感。ん?もしかして高加水なのかな?と思ったら、やはり!小麦本来のもっちりした食感に酵母の風味が引き立つように、水分を多く含ませて仕上げているそう。そのままでも美味しいのだけれど、トーストした方が私は好きですね。クラスト部分がざくりとした口当たり、全体的に軽くなるのでより食べやすくなります。
ゆっくり腰を据えて頂いたのがクロワッサンとチャバタなのだけれど、この2つで分かったことは、Et nunc Daikanyama(エトヌンク代官山)のパンは、食卓に出すパンとして毎日食べても飽きないだろうなということ。奇をてらったものがない分、一つ一つの素材にこだわり丁寧に作っているのが分かりました。
イートインはもちろん、開放的なテラス席もあるので代官山方面に行かれた際には是非、足を運んでみてください。
Et nunc Daikanyama(エトヌンク代官山)
住所:東京都渋谷区代官山街20番23号「Forestgate Daikanyama MAIN棟」内
電話番号:03-5422-3604
営業時間:9:30~18:30
定休日:なし *休業日あり