大谷翔平の他にも「3年連続オールスター先発出場」となりそうな選手はいるのか
ロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)と大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、オールスター・ゲームの先発野手を決めるファン投票のフェイズ1で、各リーグ最多の308万2600票と264万6307票を得た。彼らの選出は、この時点で確定。他の先発野手は、フェイズ2の投票によって決まる。
ここから、オールスター・ゲームまでに不測の事態が起きない限り、大谷は、3年続けてスターティング・ラインナップに名を連ねる。大谷と同じく、アクーニャJr.も3年連続ファン投票選出だが、2021年は出場していない。オールスター・ゲームの直前に、右膝の前十字靱帯断裂に見舞われた。
大谷の他に、過去2年ともオールスター・ゲームに先発出場した選手は、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)、ラファエル・デバース(ボストン・レッドソックス)、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)だ。
3人のうち、デバースは、今年の投票でフェイズ2に進めなかった。ア・リーグ三塁手部門は、ジョシュ・ヤング(テキサス・レンジャーズ)とマット・チャップマン(ブルージェイズ)が、フェイズ1のトップ2に位置した。
ジャッジは、フェイズ1のア・リーグ外野手部門トップながら、6月上旬から故障者リストに入っている。オールスター・ゲームの前に復帰できるかどうかは、微妙なところだろう。
ゲレーロJr.も、フェイズ1のア・リーグ一塁手部門トップ。2位は、ヤンディ・ディアズ(タンパベイ・レイズ)だ。ちなみに、フェイズ1の得票――フェイズ2には持ち越されず、ゼロからのスタートになる――は、163万2519票と156万7748票だった。
過去2年に続き、今年のオールスター・ゲームにも先発出場の選手は、可能性としてはデバースとジャッジもゼロではないものの、大谷とゲレーロJr.の2人、あるいは大谷だけかもしれない。
なお、2020年は、新型コロナウイルスのパンデミックにより、レギュラーシーズンが短縮され、オールスター・ゲームは開催されなかった。