たった3秒でシャツのシワが激減!暑い日にアイロンを使わなくてもよくなる簡単すぎる裏技
こんにちは、おうちクリーニング(洗濯)研究家のハナです。
早々に梅雨が終わってしまいましたね。
今年の夏は暑くなりそうで怖いです。
暑いと絶対に使いたくないのがアイロン。
本日は、特別な道具を使わずにたった3秒で綿や麻のシワが消える簡単すぎる裏技をお伝えします。
洗濯機から洗濯物を出すときがゴールデンタイム
アイロンを使わずにシャツのシワを伸ばす裏技は簡単すぎて説明はたったの「1行」で終わっちゃいます。
洗濯機から洗濯物を出すとき、軽く畳みながら洗濯カゴに入れていく。
ただそれだけ!
裏技というには簡単すぎでしょ?
だけどもしかして「面倒臭い」って思っちゃいました?
確かになれるまでは面倒臭いかもしれませんが、きっちり畳む必要はないので慣れたらシャツ1枚に3秒もかかりません。
干すときに洗濯物を叩いたり伸ばしたり、なによりもアイロンをかけなくてよくなるので、結果的に時短効果は高いです。
服の繊維は髪の毛と同じで濡れた状態のほうが形を整えやすく、洗濯機から出して干すまでの間は服のシワを取るためのゴールデンタイムなんです。
どれほどシワが伸びるのか試してみました
同じメーカーの同じシリーズの綿100%のシャツと麻100%のシャツを使って、裏技を使ったものと使わなかったものでどれほどシワが伸びるかを検証します。
同条件で洗って干します
それぞれ2kgの洗濯物と一緒に洗濯機で洗います。
洗濯機の設定は洗い10分、すすぎ2回、脱水2分。
洗濯ネットは使いません。
同じ洗剤で洗って、同じハンガーを使って干していきます。
夏の脱水は1〜2分で十分
通常、洗濯機で全自動コースを選んだ場合、脱水時間は5〜8分になっていることが多いのですが、これは少々長すぎます。
夏場だったら天日干しで1分、部屋干しだと2分も脱水すれば十分です。脱水時間を短くするだけでもシワは軽減します。
時短・節電にもなりますし、なによりも衣類に優しいので脱水時間を短く設定するのはおすすめです。
※ただ、乾燥機を使う場合は脱水時間が長いほうが乾燥時間が短くて済みます。
洗濯物を干すまでにかかった所要時間
2kgの洗濯物を洗濯が終わって普洗濯カゴに入れます。
この時点では洗濯物をほぐさず、干すときにほぐして叩いたり生地を伸ばしたりしてシワをのばしながら干していきました。
裏技なしで干すまでにかかった時間は05:00.95秒
もうひと組は洗濯が終わったら、1枚1枚かるく畳みながら洗濯カゴに入れていきます。
ポリエステルなどのシワになりにくい衣類はテキトーにたたんでOK。
シワが付きやすい綿や麻のシャツは少し丁寧にシワをのばしながら畳んで、洗濯カゴの一番下におきます。
その上から濡れて重くなった衣類を重ねていくとプレス効果でよりシワが伸びます
私は立ったままシャツ1枚を3秒弱で畳みますが、慣れないうちは台などの上で畳んだほうがやりやすいかもしれません。
2kgの洗濯物を洗濯機から畳みながら取り出して干します。
裏技ありで干すまでにかかった時間は6:14.94秒
確かに畳みながら洗濯カゴに移す方が時間はかかります。
裏技使用で小ジワが激減
では、シワを比べてみましょう。
こちらが洗濯機から洗濯カゴに普通に入れて干した綿100%のシャツです。脱水は2分と短めに設定。
しっかり伸ばしながら干したので、シワも少なくてこのままでも着て歩けるレベルです。
ただし、近くでみると小ジワは目立ちます。
そして、こちらが洗濯機から洗濯カゴに移すときに畳みながら入れた綿シャツです。
先程のものと比べてシワは激減。近くでみても小ジワも目立ちません。
アイロンをかけたてパリッとさせたものとは違うナチュラルな風合いに仕上がります。
画像手前が畳みながら洗濯カゴに移したシャツです。並べてみると小ジワが激減しているのがわかりやすいですね。
そして、こちらは綿よりもシワが付きやすい麻(リネン)100%のシャツ。
手前のシャツが裏技使用のシャツです。
シワが付きやすい麻のシャツですが、畳んでから干したシャツはアイロンなしでも着用できるレベルです。
これだったら夏に気持ちいい麻のシャツもアイロンが面倒臭いという理由で諦める必要はありません。
アイロンが必要なくなる裏技 まとめ
アイロン不要の裏技は、洗濯物を洗濯機から畳みながら取り出すことです。
なれるまでは少し面倒臭いですが、洗濯物をひっぱたり伸ばしながら干すのと、手間的にはあまり変わりません。
このあとアイロンをかける時間や手間を考えると時短効果は計り知れません。
コツをつかめば畳むのも早くなりますので、アイロンをつかいたくない夏場は是非試してみてください。