ジャッジが40本にリーチをかけ、オズーナは大谷と1本差に。ジャズとアロザレイナは移籍後初アーチ
7月29日、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)は、1試合に2本のホームランを打ち、シーズン40本塁打にリーチをかけた。
ア・リーグでジャッジに次いでホームランが多い、アンソニー・サンタンダー(ボルティモア・オリオールズ)は、この日、シーズン30本塁打に到達した。ダブルヘッダーの1試合目に1本、2試合目は0本だ。ちなみに、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)は、この2試合とも1本塁打。20本目と21本目を打った。
ジャッジとサンタンダーは、9本の差がある。それでも、ジャッジのペースは、2年前の自身には及ばない。今シーズンは、ここまで、ヤンキースの108試合で39本塁打(出場106試合)だ。162試合に換算すると、58~59本塁打となる。2022年は、108試合の時点で43本塁打(出場104試合)。シーズン全体のホームランは、62本を数えた。
ジャッジとサンタンダーに次ぐ、3位のガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)は、オールスター・ブレイクが終わってから、ホームランを打っていない。
一方、ナ・リーグでは、2位のマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)が31本目のホームランを打った。32本塁打の大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、この日、試合がなかった。
オズーナは、ここ4試合のホームランが、1本、1本、0本、1本の計3本。大谷も、ホームランが出ていないわけではなく、ここ4試合は、1本、0本、1本、0本の計2本だ。大谷は、6月18日に20本目のホームランを打ってオズーナに並び、その2日後に1本リードして以来、オズーナにも他の選手にも追いつかれることなく、ナ・リーグ本塁打ランキングの単独トップに位置している。
各リーグで15本塁打以上の選手は、以下のとおり。
なお、ジャッジとチームメイトのジャズ・チザムJr.も、同じ試合で2本のホームランを打った。こちらは、シーズン14本目と15本目だ。ただ、それまでの13本塁打は、マイアミ・マーリンズで記録した。マーリンズはナ・リーグのチーム、ヤンキースはア・リーグのチームなので、このリストには掲載していない。
タンパベイ・レイズからシアトル・マリナーズへ移籍したランディ・アロザレイナは、マリナーズで最初のホームランを打ち、シーズン本塁打を16本とした。レイズとマリナーズは、どちらもア・リーグのチームだ。