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子離れするのが得意な親と苦手な親。親離れするのが得意な子どもと苦手な子ども。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日は、「子離れするのが得意な親と苦手な親。親離れするのが得意な子どもと苦手な子ども。」というテーマでお話したいと思います。

※ 私は、「こども」のことを「子ども」と書くことが多いです。「子供」と書くことは滅多にないです。それは、子は供えものではないからです。←と、人から教わりました。

では、早速。
私(竹内成彦)は、長い間ずっと、生まれつき性格の研究をしている心理カウンセラーです。実は、世の中には、生まれつき、「子離れするのが得意な親と苦手な親」「親離れするのが得意な子どもと苦手な子どもが」がいます。

たとえば、キャラ診断でいうところの、大人タイプであるお母さんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ2)の親は、子離れするのが大変に苦手で下手です。「娘は誰にもやらん!」というお父さんや、お嫁さんに対してライバル心をむき出しにするお母さんが、典型的な例です。

いっぽう、キャラ診断でいうところの子どもタイプの親は、子離れするのが得意です。子どもが結婚するとなれば「やれやれ」と肩の荷を降ろしたような感覚になることが多く、すっと子離れできます。自分の子どもたちの生活に口出しすることは、大人タイプの親と違って、ほとんどありません。

ところが、いいことばかりではなく、子どもタイプの親は、子離れするのは得意だけれど、親離れするのが苦手なのです。特に末っ子タイプはそうです。自分が大人になっても、親のことが気になり、親の顔色を窺ったり、配偶者の意見よりも親の意見を尊重・重視する傾向が強いです。
その点、子離れするのが苦手な親は、子どもタイプの親と違って、親離れは得意だったりします。このあたりが生まれつき性格の面白いところです。

ここでまとめです。
世の中には、生まれつき、子離れするのは苦手だけども親離れするのは得意な人がいて、そのいっぽうで、子離れするのは得意だけれど、親離れするのが苦手な人がいるということです。また、子離れ・親離れ、どちらも苦手じゃないとおっしゃる人もいます。←おじいさんタイプやおばあさんタイプがそうです。

あなたは如何ですか?
子離れするのが得意ですか? それとも苦手ですか?
親離れするのが得意ですか? それとも苦手ですか?

大切なのは、自分で自分の傾向を知っておくことです。
そうすれば、偏った言動は慎むことが出来ます。

というわけで、今日は、「親離れ、子離れ」というテーマでお話しさせて頂きました。
ぜひ、自分の特徴を傾向を知って、滞りなく、幸せに生きていってください。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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