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5万枚&520万再生を突破!2017年を代表する次世代実力派シンガー Beverlyとは?

ふくりゅう音楽コンシェルジュ
Beverly 写真提供:エイベックス

●異次元レベルの圧倒的歌唱力の高さ

Beverly(ビバリー)の存在はポップだ。自由自在に音階を操る衝撃のハイトーン・ヴォイス。誰もの心を鷲掴みにする異次元レベルの圧倒的歌唱力の高さ。J-POP=日本の音楽シーンのレベルを次なるステップへ進める、今、最も勢いのある新時代の歌姫だ。

Beverly 写真提供:エイベックス
Beverly 写真提供:エイベックス

●グラミー賞を狙えるJ-POPアーティスト!?

現在23歳の彼女は、1994年6月フィリピンのカランバシティー生まれ。アリアナ・グランデやビヨンセ、ホイットニー・ヒューストン、宇多田ヒカルを聴いて育ったという。

Beverlyは、MISIAを世に売り出した音楽プロデューサー与田春生によって発掘され、J-POPシーン最前線へ登場することとなった。世界に誇れる日本のレコーディング&プロデューサー環境によって、日本発のアジアの歌姫が誕生する物語がスタートしたのだ。その無限の可能性から、彼女はグラミー賞を狙えるシンガーとなるかもしれない。夢は広がるばかりだ。

●アリアナ・グランデの来日公演でサポートアクト

転機はデビュー直前に訪れた。2017年上半期に話題となった小栗旬と西島秀俊初共演のドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(カンテレ・フジテレビ系)にて、主題歌「I need your love」を歌唱したことで早耳のエンタメ・ファンに発見された。その反響は勢い止まることを知らず、現在YouTube動画は520万再生を超えている。さらに、今年の8月10日に幕張メッセで行なわれたアリアナ・グランデの来日公演でサポートアクトとして鮮烈なパフォーマンスを披露するなど、彼女は次々とチャンスを自分のものとしてきた。

ポップとは大衆性だ。しかし、大衆性とはわかりやすさだけでは無い。圧倒的な才能と人間力を兼ね備えたアーティストこそがポップスターとなる。運を味方につけることもまた才能だ。そんな予感が確信に変わったのが、10月5日に渋谷WWWで行われた初のワンマン・ライブ『Beverly 1st JOURNEY「AWESOME」』での圧巻のパフォーマンスだった。

●レッドゾーンを一気に振り切るかのような大迫力

ワンマン・ライブ当日は生バンドが入り、ステージ上にはギター,ベース,ドラム,キーボード×2,女性コーラス×2がサウンドを支えた。1曲目は、5月31日(水)にリリースされ、5万枚のセールスを突破したデビュー・アルバム『AWESOME』の「Tell Me Baby」でスタート。いきなり、天井を突き抜けるかのようなハイトーン・ヴォイスによって、レッドゾーンを一気に振り切る迫力で歌声を解き放った。会場中が至福な雰囲気でいっぱいになったことは言うまでもないだろう。

そう、彼女のステージは人を飽きさせない。

Beverly 写真提供:エイベックス
Beverly 写真提供:エイベックス

ディーヴァではあるが、R&Bやソウルだけでなくファンクもロックも、もちろんポップスも。どんなジャンルをも彼女は飲み込みポップに表現していく。そこで思ったのが、願わくば今の日本の音楽シーンの先頭を走るSuchmosなど時代を切り開く新鋭アーティストとの共演だ。

ジャンルこそ、それぞれ異なるがSuchmos、WONK、Nulbarich、King Gnuなど、次世代アーティストのファンにも刺さること間違いない逸材であることを記したい。今、彼女に必要な経験とは異種との対バン、もしくはコラボレーションだと思う。それこそ、今年満島ひかりをフィーチャリング・ヴォーカリストに起用して話題となった、大沢伸一による音楽プロジェクトMondo Grossoが、Beverlyのような才能に出会ったらどんなケミストリーが起きるのか? そんなことを考えるのがとても楽しい新しい才能なのだ。

●歴代歌姫からのバトンを受け取るのはBeverlyしかいない

Beverlyはエイベックスに所属している。エイベックスといえば、浜崎あゆみ、倖田來未はもちろんtrfやglobe、ELTなど、時代を彩ってきた女性シンガーを産み育ててきたエンタテインメント会社だ。そして注目したいのが、小室哲哉と浅倉大介による音楽ユニットPANDRAのフィーチャリング・ヴォーカリストにBeverlyが抜擢されたことだ。『仮面ライダービルド』主題歌「Be The One」の歌唱を聴いた際に、改めて歌姫のバトンを受け取るのはBeverlyしかいない、そう確信したのだ。

PANDORA feat. Beverlyによる「Be The One」は、TK往年の90年代ポップを彷彿とさせるナンバーだ。それこそキャッチーかつ受け皿の広い、スマッシュ・ヒットを狙える極上のポップチューンに仕上がっている。現在、配信のみのリリースだが『仮面ライダービルド』の物語の佳境タイミングとともにリリースされるであろうCD作品に注目したい。世代を超える大きなアクションが市場に起きるはずだ。すでに、2018年1月24日(水)には、Beverlyは武道館でPANDORAとともに『超英雄祭 KAMEN RIDER × SUPER SENTAI LIVE & SHOW』のステージに立つことも発表されている。

そんな、次世代の歌姫Beverly。アンコール公演が、東京と大阪で『Beverly 1st JOURNEY 「AWESOME」Encore Tour』として12月13日(水)に心斎橋JANUS、12月14日(木)赤坂BLITZにて決定した。稀代の歌姫とは、まさにBeverlyのためにある言葉。ぜひ、一足早く歴史の目撃者になってほしい。

Beverlyオフィシャル・サイト

http://avex.jp/beverly/

音楽コンシェルジュ

happy dragon.LLC 代表 / Yahoo!ニュース、Spotify、fm yokohama、J-WAVE、ビルボードジャパン、ROCKIN’ON JAPANなどで、書いたり喋ったり考えたり。……WEBサービスのスタートアップ、アーティストのプロデュースやプランニングなども。著書『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)布袋寅泰、DREAMS COME TRUE、TM NETWORKのツアーパンフ執筆。SMAP公式タブロイド風新聞、『別冊カドカワ 布袋寅泰』、『小室哲哉ぴあ TM編&TK編、globe編』、『氷室京介ぴあ』、『ケツメイシぴあ』など

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