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焼肉で迷いがちなレバーとハツと4つの胃の焼き方

松浦達也編集者、ライター、フードアクティビスト
(提供:イメージマート)

年に何度か集中的に焼肉を焼き&食べに行く焼肉強化週間があります。今年はわけあってこれから5月頃まで、できる限り焼肉を食べていくことになりそう。さて、焼肉で短期集中で強化するとき、集中力などを考えると気乗りするかどうかはとても大切な要件です。好きな店、信頼できる店で思う存分焼いて、楽しく腕を磨きましょう。

焼肉店で肉をいつも思ったように焼き上げるには意外と練度が必要です。同じ店に通っても肉は行くたびに変わりますし、切り方や味つけも微調整が入ります。そのほか、焼き台の熱源に温度など、完全に同じ状況は二度とないと言っていいでしょう。

だからこそ、普段あまり焼く機会のない部位などは、構造と特徴をしっかり理解し、いざというときの1回を実り豊かなものにしたいところ。各項目をみっちりさらうため、今回は前置きもそこそこに本編の焼き方に入っていこうと思います。

今回取り組む内臓肉は6種類。ホルモン類は最近、焼くのが上手な人が増えてきた印象があるので、わりとどこにでもありますが、ざっとその特徴を挙げながら紹介すると……。

隠れ人気No.1 誰からも嫌われないハツ!

ナマ、ダメ、ゼッタイ! 偏愛一路レバー!

三面六臂の阿修羅な食感、ミノ!

ハチノス、やさしいよ! ハチノス!

放っといたらケガするぜ。センマイ!

オレンジ色の旨いやつ。ギアラ!

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編集者、ライター、フードアクティビスト

東京都武蔵野市生まれ。食専門誌から新聞、雑誌、Webなどで「調理の仕組みと科学」「大衆食文化」「食から見た地方論/メディア論」などをテーマに広く執筆・編集業務に携わる。テレビ、ラジオで食トレンドやニュースの解説なども。新刊は『教養としての「焼肉」大全』(扶桑社)。他『大人の肉ドリル』『新しい卵ドリル』(マガジンハウス)ほか。共著のレストラン年鑑『東京最高のレストラン』(ぴあ)審査員、『マンガ大賞』の選考員もつとめる。経営者や政治家、アーティストなど多様な分野のコンテンツを手がけ、近年は「生産者と消費者の分断」、「高齢者の食事情」などにも関心を向ける。日本BBQ協会公認BBQ上級インストラクター

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