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5位が3位相手に延長11回サヨナラ勝ち 逆王手で準プレーオフの決着は第5戦へ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
サヨナラ打のシム・ウジュン(写真:kt wiz/初報から差し替え)

公式戦3位のLGツインズがプレーオフ進出に王手をかけて迎えた準プレーオフ第4戦は、後がないKTウィズ(5位)が延長11回裏サヨナラ勝ちし、2勝2敗のタイとした。

試合はKTが5-3で2点リードし終盤に突入するも、LGが8回表に2点を挙げて同点に。延長戦に突入した。

両チーム得点なく迎えた11回裏。KTは無死満塁とするも、代わったLGの7番手投手チョン・ウヨンが二者を抑えて2死満塁となった。

この場面で9番シム・ウジュンの打球は、ワンバウンドで投手のグラブを弾き二遊間へのゴロに。打球処理に向かったショートとセカンドが衝突しボールが転がる間に三塁走者がサヨナラのホームを踏んだ。

準プレーオフ第5戦は移動日を挟んで、11日にLGの本拠地チャムシル球場で18時30分から行われる。準プレーオフ以降にアドバンテージはなく、第5戦に勝ったチームが13日からのプレーオフに進出する。

⇒ ポストシーズン日程表(ストライク・ゾーン)

映像:準プレーオフ第4戦ハイライト(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇10月9日(水・休)の結果

・準プレーオフ 第4戦

 KT 6 - 5 LG(スウォン)

 勝:パク ヨンヒョン

 敗:ペク スンヒョン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「NC若手が福岡でソフトバンク3軍と対戦」

NCダイノスの若手選手が福岡に遠征。きのう8日からソフトバンク3軍との交流戦3連戦を行っている。当初、ソフトバンクのファーム施設、タマホームスタジアム筑後で開催予定だったが、みずほPayPayドーム福岡に変更となった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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