ラザニアを土鍋と市販のソースで簡単、コスパ良く作る方法
こんにちは、料理ブロガーの筋肉料理人です。今日はラザニアを土鍋と市販のソースベースにコスパ良く、簡単に作る方法を紹介させて頂きます。工程は多いですが特別な技術はいりません。工作感覚で材料を重ねてオーブンで焼くだけ、豪華でボリュームあるラザニアが作れます。
ラザニア
ラザニアはラザーニャと呼ばれる平打ちパスタをミートソース、ホワイトソース、チーズで幾層にも重ねて焼いたものです。断面を見るとミルフィーユパスタ?って感じなので、もしも日本で作られた料理ならミルフィーユパスタって名前になったんじゃないでしょうか?
材料はラザーニャとミートソース、ホワイトソース、チーズなので、ラザーニャ以外はよく知ってる材料です。そして問題のラザーニャですが、意外にも大き目のスーパーのパスタコーナーに行くと置いてあります。輸入品ですがびっくりするほどの値段では無いので買いやすいです。
今回は「ディ・チェコNo.1ラザーニャ」っていう商品と、カゴメの基本のトマトソース缶、ハインツのホワイトソース缶、ピザ用チーズを使うので、ラザーニャと一緒に買ってきて料理しましょう。
専用の容器の代わりに土鍋を使う
ラザニアは材料を専用の容器、もしくは角型の耐熱容器に入れてオーブンで焼きます。ですので専用の容器が無いと作れないのが、作った事がない方にはハードルが高いです。そこで今回は土鍋(4~5人用、直径27センチ以上の物)を使って焼きます。土鍋ならオーブンにそのまま入れても大丈夫なので、ちょっと隙間は空きますが作れます。
まずは作り方動画をご覧ください。
ラザニアを土鍋と市販のソースで
簡単、コスパ良く作る方法
材料6人分
ラザーニャ 10枚(200g)
ピザ用チーズ 90g
パン粉 大さじ3
塩、刻みパセリ、タバスコ 適宜
ミートソース材料
牛ひき肉 150g※
豚ひき肉 150g※
玉ねぎ 1/2個(100g)
トマトソース缶詰 1缶(カゴメ基本のトマトソース295g)
にんにく 1かけ
オリーブオイル 小さじ2
ケチャップ 大さじ3
ウスターソース 大さじ1
コンソメ顆粒 小さじ2
黒こしょう 適宜
※合いびき肉(脂少な目)300gでもOK
ホワイトソース材料
ホワイトソース缶詰 1缶(290g)
牛乳 150ml
作り方
1)ミートソースを作ります。
ミートソース材料の玉ねぎとにんにくをみじん切りにします。
フライパンにオリーブオイルを引いて牛こま肉と豚ひき肉を炒め、玉ねぎとにんにくを加えたら、玉ねぎに透明感が出るまで炒めます。
ミートソース材料のAを加えて炒め煮。煮立ったらとろ火にして5分煮たらミートソースの出来上がりです。
2)ホワイトソースを作ります。市販のホワイトソース缶詰に牛乳を混ぜます。
3)土鍋の準備をします。土鍋は直径27センチの物を使っています。土鍋にオリーブオイルを薄く塗ります。
4)ラザーニャを茹でます。
大き目のフライパンに1.5リットルの湯を沸かし、塩大さじ1を溶かします。オリーブオイル大さじ1を入れ、ラザーニャを5枚づつ2回に分けて茹でます。既定の時間茹でたら、ザルにあげます。※ザルにあげる時重ねても大丈夫です。オリーブオイルの効果でくっつきません。
5)土鍋に鍋から食材を重ねていきます。
ミートソース・ホワイトソースを7回分に分け、
鍋底から、ミートソース・ベシャメルソースその上に茹でたラザーニャ2枚、
これを繰り返し、一番上に残ったソース全てとピザ用チーズ、パン粉をふります。
※最後はラザーニャの側面ををミートソース、ベシャメルソースで覆うようにして下さい。専用容器じゃないので、重ねたラザーニャの横がむき出しになります。そのまま焼くと食感が固くなるので、ソース、チーズで覆う事で固くなるのを防ぎます。
6)オーブンレンジを200~250度位に予熱して20分焼きます。
ガスオーブンの場合は焼き目がつきやすいから200~220度。
電子レンジのオーブン機能を使う場合は220~250度です。
我が家の場合は250度で焼きました。
焼きあがったら、切り分けて皿に盛り、お好みで刻みパセリをちらし、タバスコをふって頂きます。
こんな感じで土鍋ラザニアの出来上がりです。材料を刻むのは玉ねぎとにんにくだけ。ミートソースは市販のトマトソースベースに作り、ホワイトソースは市販品と牛乳を混ぜるだけ。ラザーニャを茹でて工作感覚で重ねて焼きます。チーズも本来はパルメザンチーズですがピザ用チーズで美味しくできます。
味はパスタにミートソースとホワイトソース、とろけたチーズなので美味しくない筈がありません。そして合いびき肉でなく牛ひき肉と豚ひき肉を混ぜて作る事で、脂っぽくなりません。合いびき肉はハンバーグ用に牛脂が大量に混ぜられているので、赤身が多い牛ひき肉と豚ひき肉を使うのがお勧めです。
材料代も意外に安くつくので、休日の夕食、ホームパーティに一度、試してみるのは如何でしょう。6人分も要らないよって場合は、半分レシピで2~3人用土鍋を使っても作れます。きっと楽しい食事になることでしょう。