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【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動 !Part118:食事は誰かと一緒 他

トリリンガルのトミ韓国語講師/YouTuber

みなさん、こんにちは!

いつもご覧いただき、ありがとうございます!

今回も「韓国ドラマによく出てくる不思議」についてご紹介します。

今回は「食事」の不思議ですよ~!「見たことある!」と思う事もあるかもしれません。

背景となる韓国の文化も知ることができるので、どうぞお楽しみくださいね♪

それでは食事に関する1つ目の不思議から見ていきましょう!

「食事は誰かと一緒」

1つめは「食事は誰かと一緒に食べる事」です。

韓国ドラマを見ていると、ひとりご飯よりもいつも誰かと食事をしているシーンが多いと思いませんか。

職場で上司や同僚と一緒にご飯を食べたり、学生も学食で友達と一緒にご飯を食べる様子をよく見ますよね。

実際に、韓国では一人でご飯を食べる事はあまりありません。

なぜかというと、韓国では誰かと食事をすることは、お互いコミュニケーションをとる大切な場と言われているからなんです。

そのため、「一人よりも2人で」という文化が根付いているようです。

1人で食事をする事は社会性がないと見なされたりもするそうですよ。

ただ最近は、世界的に蔓延した新型コロナウィルスの影響で、1人でご飯を食べることも増えてきているそうです。

状況にもよりますが、美味しいものは誰かと一緒に食べた方が美味しさは増しますよね~!

2つめの食事に関する不思議は、こちら!

「二日酔いには干し鱈」 

韓国人は大のお酒好きと有名ですよね!

韓国では屋台やお店が遅くまで開店し、平日夜でも飲んでいるので、「二日酔いは大丈夫?」と思ってしまいます。

そんなお酒好きな韓国人が次の日の朝によく食べる定番が、「干し鱈のスープ」なんです。

干し鱈のスープは、消化に良く、二日酔いにおすすめで、韓国語では「북어국(プゴクッ)」と呼ばれます。

干し鱈のだしがよく効いて、一緒に入れる野菜の旨みが引き出され、飲みすぎて疲れた胃を癒します。

またコラーゲンがたっぷりなので、美肌効果のあるスープとして女性からも人気があります。

韓国料理屋さんに行って、もし見かけた際は、ぜひ試してみてください。

「いつも冷蔵庫にはお母さんの常備菜」

韓国ドラマで、お母さんがたくさんのおかずをタッパーに詰めて、一人暮らしの子どもの家まで持ってきてくれるシーンってよく出てきますよね。

このお母さんが作る常備菜は韓国語で「밑반찬(ミッパンチャン)」と言って、日本食でいう副菜のようなものです。

ミッパンチャンは、様々な食材で「煮る・炒める・和える・漬ける」の色んな調理法で作られて、種類も豊富です。

家庭ごとに味も少しずつ違ってくるので、まさにお袋の味といったところですね。

節約にもなることから、子どもが社会人になっても、しっかりご飯を食べるようにと持たせてくれたり、持ってきてくれるお母さんは少なくありません。

確かに一人暮らしでも冷蔵庫に「밑반찬(ミッパンチャン)」があれば、心もお腹も満たされますよね。

食事を大切にしているからこその文化ですよね!

いかがでしたか?

今回は「韓国ドラマを見て食事に関する3つの不思議」をご紹介しました。

日本とは似てるようで違う食文化についても知る事が出来たと思います。

また次回をお楽しみに!

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韓国語講師/YouTuber

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