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【名古屋駅】名古屋駅内の立ち食いきしめんといえば「きしめん 住よし」3つのおすすめメニューをご紹介

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

新幹線に乗る前にサクッといただける「きしめん 住よし」さん。なんと新幹線のホームに4店舗、JR在来線のホームに5店舗もあり、名古屋の個性的な麺文化を象徴しています。

出張で名古屋に来たときによく利用するという方や、ついつい駅のホームで見かけた時に寄ってしまうという方も多いのではないでしょうか。

電車を待つ10分間で食べられてしまうのが最大のメリットですよね。券売機で注文した後、手際の良い店員さんが1〜2分で提供してくれます

店内は立ち食いスタイルなので、長居するお客さんもいません。回転もかなり早いです。名古屋駅から新幹線に乗る20分前に着いておけば、時間に余裕を持っていただけますよ。

それでは以下で、おすすめメニューを3つご紹介したいと思います。

ワンコインきしめん(在来線限定)

メニューが多い住よしさんですが、在来線のお店なら一番コスパが高い「ワンコインきしめん」がオススメ。海老天、卵、カツオ節、ネギが入ったスタンダードな一杯になっています。

まずはきしめんから。少しふやけたくらいの柔らかい麺と、出汁がお腹の中に染み渡ります。このホッと一息つける味わいがたまりません。

途中から卵を溶かし、海老天とともに啜れば、満足感も一気に高まります。サクッとした衣が出汁を吸ってふわっと口の中でとろける感覚。揚げたての軽い衣だからこそ、為せる味わいです。

味噌きしめん

隠れたファンの多い一杯が「味噌きしめん」。濃い茶色の味噌スープに、白菜やシイタケ、鶏肉、ネギ、卵が添えてあります。見た目は味噌煮込みうどんですが、似て非なる住よしさん独自路線を行った一杯となっています。

まず麺については、歯ごたえというよりは、するするいただける柔らかめの食感。またスープに絡むというより、麺と一緒にスープを飲みながらいただく印象です

麺にコシがあり、よく絡む味噌煮込みうどんとは異なりますね。麺も柔らかくスープもサラッとしていることで、時間をかけずにいただける工夫がなされています。

冷やしおろしきつねきしめん

通常、温かいきしめんの麺は柔らかいですが、毎年夏季に登場する冷たいきしめんは全くテイストが変わります。歯応えがありツルツル、出汁もストレートな味わいです。

出汁と一緒にお腹に入れるというよりは、しっかり吸って噛んで食べる一杯に変わります。中におろしや生姜を溶かして、さっぱりと味変するのも美味しいです。

そして最後いただく油揚げですが、一度食べると、揚げの甘みが口いっぱいに広がります。一枚が大きくて満足感もありますよ。

<きしめん 住よし>
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 名古屋駅構内
営業時間:店舗による ※①7:00~20:30(L.O.は20:20) ②7:00~21:30(L.O.は21:20)
アクセス:名古屋駅構内

いかがでしたでしょうか。一度とは言わず、何度でも立ち寄って欲しい名古屋きしめんを代表する「きしめん 住よし」さん。特に、ほとんどのメニューが揃うこれからの夏に立ち寄るのががオススメです!

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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