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服が多くて困っている人は、この2つの視点で考えるとうまくいく

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけを仕事にしていると、クローゼットに服が収まりきらないとか、捨てられなくて服が増える一方、と言う声をよく聞きます。

増えたのなら服を買うのを我慢して減らすしかありません。

でもまだ着れるし…もったいないと思う人も多いでしょう。

ちなみに「その服はまだ着ることができるか?」という視点で服を整理しようとすると、よほど汚れていたりビリビリに破れていない限り着ることができるのであまりおススメしません。

そこで私がおススメするのは2つあります。

その1.自分が着たいと思うどうか?

着ることができるか?という服の状態ではなく、実際に着てみたいかどうか、自分の思いを優先して考えてみましょう。

自分が着たい服を着るということは、ポジティブな気持ちを引き出す効果があります。服選びは自己表現の一環です。

自分の気持ちを優先し、「着なければならない」と惰性で着ている服を手放すことで、クローゼットの中が「自分が着たい服」ばかりになるでしょう。

その2.人からどんな風に見られたいか?

特に仕事や出かける時は、人から見られる印象はとても大事です。

古いけれど捨てられない服がある時は、この服で知り合いに合った時どう思われるか?を想像してみましょう。

「これを着ている自分を誰かに見られたら恥ずかしいな」と思うのならそれは手放すタイミングです。

「人からどんなふうに見られたいか?」という視点を持つことで、自分の外見だけではなく、自分の心の成長やライフスタイルに合った服を選びやすくなるでしょう。

クローゼットの片づけはただあふれる服をキレイに並べたり、たくさんの服をどうやってたくさん詰め込むか?ではありません。

自分が心から着たいと思う服を管理することなのです。

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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