【名古屋市】お好み焼きとたこ焼きが合体? 地域の老若男女が集う交流場の豚肉入りたこ焼きがうまい!
お好み焼きとたこ焼きの2大人気コナモンが合体したら、どういう超コナモンになるのだろうか? どこかのお店がやってくれんかな……と、禁断の融合物をいつも私は思い浮かべる。オムそばならぬオムレツの中にナポリタンスパゲティが入っているオムナポリタンなどを熱望する私にとって、お好み焼きとたこ焼きの融合は期待感しかなく、その出現が待たれる。
お好み焼きとたこ焼きの幻の融合として一番近い創造物が、実は車道の「三河屋」にある。その名も「肉焼き」で、外見はたこ焼き、中身はほぼお好み焼きに寄せられている。肉焼きには、ねぎ醤油味の和風肉焼きとキャベツソース味の洋風肉焼きの2種類がある。たこ焼き風の肉焼きの中にはゴロっとした豚肉の角切りが入り、ボリュームも感じられて満足感が高い。
今回、「和風肉焼き」(ねぎ醤油味8個入り、税込み650円)を注文。大びんのビール(税込み600円。相場よりもかなり安価)も注文。
注文してから焼き始めるようで、その間、冷えたビールで喉を潤す。出来上がりを取りに行くと、焼き上がったばかりの香りが鼻腔をいっぱいに満たす。食べてみると、外はフワフワ、中はトロトロ。中には大ぶりの豚肉の角切りが収まり、生地に肉汁のうまみを与えている。豚肉の角切りが食感を豊かにすることで、食べごたえもたこ焼きより倍増だ。ありそうでなかったたこ焼きとお好み焼きの融合体は、次世代の超コナモンさえほうふつさせる。
創業が昭和10年と聞かれるが、東区の下町で「布生地の大塚屋」と共に地域の老若男女に長く愛されてきた商店として、今後も変わらぬ姿をわれわれに見せ続けてほしい。
名称:三河屋
住所:東区筒井3-26-30
アクセス:市営地下鉄桜通線車道駅すぐ
※営業時間や定休日などの詳細は公式サイトhttps://sites.google.com/view/mangetunomikawaya/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0でご確認を