CBCテレビ公式Twitterアカウントが炎上。自民党の和田政宗氏に「大げさで売名行為」とツイート
参院選に立候補している自民党の和田政宗氏への暴行事件に対し、CBCテレビ報道部(JNN系列)の公式Twitterアカウントが「売名行為」とツイートしたことをきっかけに炎上しています。
自民党の和田政宗氏が何度も強く押される
7月10日、参院選比例代表に立候補している自民党の和田政宗氏が、街頭活動中に男に胸のあたりを何度も強く押される暴行事件が起きました。
一般の方がそのときの様子を撮影しており、Twitterで公開しています。
動画を見るかぎりではかなり強く押されており、暴行と言えそうです。
動画に対し「大げさで売名行為」とCBCテレビが返信
ここまでは選挙活動で起きたトラブルのひとつでしたが、この動画を和田政宗氏が自身のTwitterで7月12日に取り上げたところから風向きが大きく変わっていきます。
CBCテレビ報道部の公式Twitterアカウントが「ちょっと小突かれただけで、暴行事件とは。大げさというより、売名行為」と、その取り上げたツイートに返信したのです。
ツイートはすぐに削除されましたが、その削除済みツイートが和田政宗氏の目に止まってしまったため、ここから一気にCBCテレビへの批判が広がっていく事態となりました。
CBCテレビは「現在、詳細を調査中」
批判を受け、CBCテレビ報道部の公式Twitterアカウントは「不適切な書き込みが行なわれたため、現在、詳細を調査中です」と調査していることを伝えるツイートをしています。
いまのところ何が原因だったのかはわかっていません。
個人アカウントと企業アカウントを間違えた?
調査結果が発表されていないため推測ではありますが、おそらくこれは個人アカウントと企業アカウントを間違えたのだろうと思います。
Twitterはアプリ内で複数のアカウントを管理することができるため、複数アカウントを利用しているとまれに本来ツイートしたかったアカウントとは異なるアカウントでツイートしてしまうという事故が起きます。
今回の事例は、それが良くない状態で表に出てしまったのでしょう。
もちろん乗っ取られた、ハッキングされた可能性もあるとは思われます。このあたりはCBCテレビ報道部の正式発表を待ちたいところです。
偏向報道の批判は避けられない
今回の事例での一番大きな問題は、ツイートによりCBCテレビ報道部が自民党の候補者に対して批判的な姿勢であることが広く知れ渡ってしまったことです。
今後、自民党に批判的な報道をした際、視聴者から「偏向報道だ」と批判される可能性は高くなります。
もちろん乗っ取りであれば完全な風評被害なのですが、デマと同じく一度広まってしまった場合、それを取り消すことは容易なことではありません。
個人アカウントとの間違いにしても、乗っ取り被害だとしても、CBCテレビはかなり厳しい状況に追い込まれていると言えそうです。