【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part246:一人でご飯は苦手 他
みなさん、こんにちは~!
なにかと忙しいこの時期、リラックスできていますか~?
リラックスタイムのお供といえば、やはり韓国ドラマですよね!
この「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」では、韓国ドラマを見ているときに気になる不思議を取り上げ、その理由や韓国の文化などもあわせて紹介していますよ。
韓国ドラマをより一層楽しめること間違いなし!おもしろい内容盛りだくさんでお届けしているので、ぜひ、最後まで読んでみてくださいね☆
さぁ~それでは今日の不思議を見ていきましょう!
「一人でご飯は苦手…?」
韓国ドラマでは、大勢で食卓を囲むシーンや会食のシーンがよく出てきますよね!
反対に一人で外食をしているシーンはすごく少ないですよね。
実は、韓国では「一人で食事するのが苦手」という人が結構多いんです。
「ご飯食べましたか?」とか「食事しましたか?」というフレーズが挨拶代わりに使われるくらい、韓国の人たちは「食事」というものをとても大事に考えています。
昔は、みんなで分け合って食べることが当たり前だったので、一人で食事をするという文化があまりないんですね。
そのため、韓国料理のメニューを見てみても2人前からというものが多く、みんなで分けて食べることが前提になっている場合も多いんです。
また、韓国ではみんなで食事を囲むことで絆が深まり、人脈も広がると考える人も大勢います。
反対に一人での食事にはどこかネガティブなイメージを持つ人も多く、抵抗があるという人も少なくはなかったんですね。
しかし、2017年、これまでの一人ご飯のイメージを変える新たなブームが巻き起こります。
なんと、韓国にも「おひとりさま文化」が広まり始めたのです!
この年には「혼술(ホンスル)」、「 혼밥(ホンパプ)」という言葉が流行しました。
これは「혼자 마시는 술 (ホンジャ マシヌン スル)/一人で飲む酒」、「혼자 먹는 밥(ホンジャ モンヌン パプ)/一人で食べるご飯」を略した言葉です。
日本語でいう「一人酒」、「一人飯」といったところですね。
テレビでも「혼술남녀(ホンスルナムニョ)/一人酒男女」という名のドラマが放送され、話題を集めました。
さらに日本のドラマ「孤独のグルメ」が韓国でも放送されて人気を博しました!
誰にも気を遣うことなく、一人でただひたすらに食事を味わうという内容は、これまでのドラマにはない斬新さがあり、韓国の人たちにも、うけたのかもしれませんね。
また、ドラマ「真心が届く 僕とスターのオフィス・ラブ」のなかには、「一人ご飯専門店」が出てくるシーンもありました。
最近は1人前からの注文が出来るお店も増えてきているそうですよ!
一人での食事に対するイメージも変わりはじめ、一人ご飯を楽しむ人が増えてきているのかもしれませんね。
それでは、つぎの不思議です!
「ルームシェア率が高い!」
韓国ドラマは、一人暮らしではなく、誰かとルームシェアしている設定がすごく多いと思いませんか?
「フルハウス」や「恋のドキドキシェアハウス~青春時代」などは、まさにルームシェアがテーマになったドラマですね!
ドラマのなかだけでなく、韓国では実際にも誰かと一緒に住む人は意外と多いんですよ~!
韓国の人付き合いは日本に比べると、深く濃い印象があります。
特に幼なじみや友人とは家族ぐるみで深い付き合いをすることも多いんですよ。
そのため、就職や進学で地元を離れるときも、誰か知り合いがいれば、その人の家にお世話になるとか、一緒に住むという話になることはよくあるんですね。
ルームシェアには、家賃や光熱費を折半できるというメリットもあります。
特に都心は家賃が高いので、負担を減らせるというのはありがたいですよね。
そして、もうひとつ、誰かと一緒に住むことで寂しさを感じないという点もあります。
先ほどの「一人でご飯は苦手…?」ところでも、みんなで賑やかに食事を囲む文化があるという話をしましたね。
韓国の人は、食事以外でも一人で何かをするより、大勢でワイワイ楽しむのが好きという人が多い傾向があり、一人で過ごすのは苦手という人も多いんです。
ルームシェアに関しても、一人暮らしで寂しさを感じるより、家の中に誰か話し相手がいる方が楽しい、安心できると感じるようです。
韓国の人たちにとってルームシェアは、経済的なメリットだけでなく、楽しさや安心感といった面でもメリットがたくさんあるんですね!
いかがでしたか?
韓国ドラマを見ていると、こういった食事や住居など身近な点でも、日本との文化の違いや
考え方の違いというものがよく見えてきますよね!
次回もまた、面白くてためになる韓国ドラマの不思議をたくさん紹介していきます♪
どうぞお楽しみ~^^