より店の味に近付けてリニューアル?「札幌らーめん信玄 コク味噌味」をレビュー
「札幌らーめん信玄 コク味噌味」を食べてみました。(2023年10月9日発売・明星食品)
この商品は、北海道石狩市に本店を置く行列店「らーめん信玄(しんげん)」の看板メニュー“信州(コク味噌)”の味わいをカップ麺に再現したもので、豚骨に白味噌を加えた粉末スープ・白味噌に野菜の甘さを利かせた液体スープのW味噌スープによってコク深い味わいが際立ち、前回よりもスープの“とろみ”・味噌感・甘味をアップすることで、よりお店の品質に近付けた一杯、“札幌らーめん信玄 コク味噌味”となっております。
では、今回の“札幌らーめん信玄 コク味噌味”がどれほど豚骨の旨味をしっかりと利かせたコク深くまろやかな味噌スープに仕上がっているのか?白味噌や“ロースト玉ねぎ”など野菜の旨味・甘み、黄色みがかった角刃の中太縮れ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(121g)当たり456kcal。
食塩相当量は8.9gです。
次に原材料を見てみると、臭みのない豚骨をベースに白味噌や野菜の旨味をバランス良く利かせたコク深くまろやかな味噌スープに仕立て上げ、名店“らーめん 信玄”らしい甘みのある味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り2種類の“かやく”、液体スープ、粉末スープといった4種類の調味料などが入っています。
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりに液体スープと粉末スープを加えてよくかき混ぜ、最後に“あとのせかやく”を加えたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、Wスープ仕様ならではの本格感のあるコク深くまろやかな味噌スープが食感の良い中太縮れ麺に絡む濃いめで甘みのある一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、札幌ラーメンならではの黄色みがかった中太縮れ麺が採用され、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた仕様となっており、豚骨をベースに白味噌や野菜の旨味をバランス良く合わせたスープがよく絡み、一口ずつにコク深い旨味やちょうど良い甘みなどが口いっぱいに広がっていき、白味噌特有の米味噌(米麹)といった若干クセのある風味が後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらのチャーシュー以外にメンマ・“ねぎ”が使用されていて、特にチャーシューは…ほどよく味付けが施された肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、まずは全体をしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほど中太縮れ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
スープは、豚骨ベースに白味噌や野菜の旨味・甘みをバランス良く合わせたことで実店舗さながらのコク深くまろやかな味わいに仕上げ、“かえし(味噌ダレ)”が利いたキレの良いテイストとなっています。
ということで今回“札幌らーめん信玄 コク味噌味”を食べてみて、前作よりもスープの“とろみ”・味噌感・甘味をアップし、より実店舗の味に近付けたとのことでしたが、実際そこまで大きな変化はなかったものの、コク深くもまろやかで最後まで飽きの来ない名店ならではのスープが中太縮れ麺と絶妙にマッチした満足度の高い一杯となっていました。
そのため、名店の味をカップ麺に再現したフレーバーとして幅広い層に好まれる一杯に間違いなく、“信玄”らしさを感じさせるコク深くまろやかな仕上がりでしたので、札幌ラーメンならではの濃厚・こってり味噌が好みの方ならかなりハマる味わいと言えるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「札幌らーめん信玄」監修カップ麺 “コク味噌味” 白味噌をたっぷり使用したコク深く濃厚な一杯