ドジャースはグラスナウとセットで獲得した外野手を放出し、内外野を守る選手と再契約へ
昨年12月のトレードにより、マニュエル・マーゴは、タイラー・グラスナウとともに、タンパベイ・レイズからロサンゼルス・ドジャースへ移籍した。けれども、今年の開幕は、ドジャースではなく、ミネソタ・ツインズで迎えるようだ。MLB.comのホアン・トリビオやESPNのジェフ・パッサンらが、トレードを報じている。
ドジャースの外野には、左から右に、テオスカー・ヘルナンデス、ジェームズ・アウトマン、ジェイソン・ヘイワードが並ぶ予定だ。控えには、内外野を守るクリス・テイラーがいる。テオスカーは、マーゴの加入後、1月にドジャースと契約を交わした。
ただ、アウトマンとヘイワードの2人が左打者であることからすると、右打者のマーゴを手放さないほうがよかったようにも思える。マーゴは、センターを守ることができる。昨年の先発出場は、ライトが49試合とセンターが32試合だった。
どうやら、マーゴのトレードと同時に、もう一つ、別の動きが進行しているようだ。パッサンやジ・アスレティックのファビアン・アーダヤによると、ドジャースとキーケー・ヘルナンデスは、1年契約で合意に近づいているという。キーケー自身は、Xに「情報によると…アイム・バック!!!」と書き込んでいる。
キーケーは、2015~20年と昨年の夏以降に、ドジャースでプレーした。マーゴと同じ右打者だが、ポジションのレパートリーは、マーゴよりも多い。昨年、ボストン・レッドソックスからドジャースへ戻ってからの54試合に限っても、バッテリーを除く7ポジションの守備についている。