美女選手も人気の韓国女子Vリーグ。オールスター戦が「10分で完売」の理由
韓国に来ている。韓国では明日1月20日、ブロバレーボール「Vリーグ」のオールスターが行われるのだ。
韓国では2005年にプロリーグである“Vリーグ”が男子部、女子部の2つ同時にスタート。Vリーグ・オールスターも、2005年以降、年に一度、毎年行われてきた(2007-2008年シーズンのみ、北京五輪・最終予選の関係で開催さなかった)
そのVリーグ・オールスターのチケットが、今年は入手困難のプラチナチケットらしい。1月11日に始まった予約販売が、わずか10分で完売となってしまったほどだというのだ。
美女選手も人気を後押し
そもそも韓国では、ここ数年、Vリーグ女子の人気が高まっている。女子韓国代表が2012年のロンドン五輪でベスト4に進出したことを皮切りに、女子バレーの関心度が高まり、女子Vリーグのファンも増えたといわれている。
“Vリーグ女神”といわれるコ・イェリムや、ハン・ユミ&ハン・ソンイの“美人姉妹”など、実力とルックスを兼ねそなえた選手たちの存在も人気を後押しした。
(参考記事:“Vリーグ女神”に“美人姉妹”、日本との因縁も。韓国美女バレー選手ベスト6を一挙紹介【PHOTO】)
今ではサッカーKリーグよりもテレビ視聴率を稼いでいるというから驚きだが、オールスター戦に注目が集まるのも当然だろう。
ファン投票で選ばれるスターたち
その期待度は、ファン投票の数にも表れている。
オールスター戦では、ファン投票(14人)と専門委員会の推薦(6人)によって出場選手20人が選ばれるが、Vリーグを主催する韓国バレーボール連盟(KOVO)によれば、今年の総投票数は昨年(10万8872票)から約13%もアップ。同日に行われる男子部と合わせて合計12万2553票に上ったといのうだ。
そのファン投票では、昨年日本で行われた世界選手権などで評価を高めた韓国道路公社ハイパスの美女アタッカー、パク・ジョンア(8万198票)や、ミス・オレゴンになったこともある外国選手であるアレイナ・バーグスマ(5万5459票)も上位に選ばれている。
(参考記事:ミスコン受賞者も!! 韓国Vリーグ女子の“美しすぎる外国人選手”を集めてみた!!)
そんな人気選手たちがさまざまなファンサービスを行うことも、韓国Vリーグの特長だ。今年は売店やチケットブース、入場ゲートなどに出場選手たちがサプライズ登場し、ファンたちと直接触れ合う機会を設けるらしい。
手厚いファンサービスも人気の理由
また、女性芸人で結成され、日本の登美丘高校ダンス部の“バブリーダンス”をカバーしたダンスユニット「セレブ・ファイブ」とともに、オールスターに選ばれた選手たちがダンスショーも行うらしい。
リーグ戦ではGSカルテックス・ソウルKIXXのソ・ヒョンスクなど、アイドル並みの人気を誇るチアリーダーたちが会場を盛り上げているが、オールスター戦では普段は見られない選手たちの特別パフォーマンスも注目を集めそうだ。
韓国メディアも「Vリーグ・オールスター戦、イ・ジェヨンがチケットブースに? 見どころ豊富で期待感UP」(『スターニュース』)と報じていたが、韓国Vリーグが盛り上がっている一因に、こうしたファンサービスがあるのは間違いないだろう。
もともと韓国Vリーグは「手厚いほどのファンサービス」で有名なのだ。選手たちが会場を訪れたファンたちとのサインや記念撮影に快く応じることはもちろん、観客にコーヒーや飲料水、ピザなどが振る舞われ、ハンドクリームまで配布されたりもするほどなのだ。
いずれにしても、韓国で関心を集めているVリーグ女子のオールスター戦。
昨年は女子韓国代表が世界選手権でまさかの1次リーグ敗退し、その直後には代表チーム内のセクハラ不祥事も発覚するなど女子バレー界で騒動が多かったが、「Vリーグの代表コンテンツ」(『スポーツソウル』)とされるオールスターで大いに盛り上がり、女子バレー人気がさらに加速していきそうな気配だ。