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先月加入の左腕が緩急生かして6回1安打無失点 10-0でNCが完勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
2勝目を挙げたタナー・タリー(写真:NCダイノス)

9月1日のKBOリーグは1試合が雨で中止。4試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

NCダイノス-サムスンライオンズ(テグ)は10-0でNCが完勝。NCの先発、8月11日にチームに加わった左腕のタナー・タリーが好投を見せた。

タナーは140キロ台前半の直球と、120キロ台のスライダーを組み合わせた緩急を生かした投球でサムスン打線のタイミングを外していった。6回95球を投げて、打たれたヒットは1本。5奪三振、無失点で2勝目(0敗)を挙げた。

打っては今季2度目の先発マスクのキム・ヒョンジュンが2本のホームラン。キム・ヒョンジュンは今季初出場だった8月24日のSSGランダーズ戦でも2発放って、ここまでの6試合で4本塁打を記録している。

◇9月1日(金)の結果

・LG 10 - 0 ハンファ(チャムシル)

 勝:イ ジョンヨン

 敗:ペーニャ

・キウム 6 - 2 KT(コチョク)

 勝:ユン ソクウォン

 敗:コ ヨンピョ

・SSG 2 - 10 KIA(インチョン)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:エリアス

・サムスン 0 - 10 NC(テグ)

 勝:タナー

 敗:チェ チェフン

・ロッテ 中 止 トゥサン(プサン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「9月に入り1軍登録枠拡大」

KBOリーグの1軍出場登録枠は通常1チーム28人、出場26人だが、9月からはエントリー枠が5人増え、登録33人、31人まで出場可能となっている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

トゥサンベアーズ戦は雨で中止となった。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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