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「酵素玄米」ってなに?モチモチ食感のおむすびにハマり、話題の「幸光堂酵素玄米定食」に舌鼓

メエメエヤギライター
幸光堂酵素玄米定食

 新米の季節。人生、初めて長岡式酵素玄米のおむすびを食べたのは数ヶ月前のこと。小豆が入った酵素玄米のおむすびは食べやすい上においしかった。そのおむすびを販売しているのが、大阪府豊中市にある「幸光堂」だ。再度、酵素玄米を食べたくなった私は予約が必要なほど人気の「幸光堂酵素玄米定食」を求めて本店を訪れた。出迎えてくださったオーナーの片山幸子さんから酵素玄米についてのお話もお聞きすることができた。

酵素玄米に魅せられ、お店まで開いた片山オーナー

 私が酵素玄米を知るきっかけを作ってくれた友人から、オーナーの片山幸子さんのお話付きのランチ会があるからと誘っていただき、同じなら酵素玄米のことももっと知りたいと一緒に参加させていただくことになった。

 幸光堂では“健康をメインテーマ”としたセミナーを定期的に開催しているとか。食事だけでなく、健康に関心があれば、ランチ付きセミナーに参加するのもいいかもしれない。

オーナーの片山幸子さん
オーナーの片山幸子さん

 参加した当日は満席御礼の状態。定食を食べる前に、片山オーナーのお話をお聞きした。1972年生まれというが、見た目は孫がいるとは思えないほど若々しく、体型もスラリ。酵素玄米の成果で、今は健康状態も良好だという。

 意外だったのが子供時代はインスタントや駄菓子で育ったといい、好き嫌いも激しくて、生まれたお嬢さんもアレルギー体質。現代病を患っているご主人のためにも食改善に力を入れ出し、その頃から玄米や米糠の栄養価の凄さを知ったそうだ。しかし、玄米は消化吸収が悪いため、小さなお子さんやお年寄りには消化しにくく、胃に負担がかかるという。そんな時に出会ったのが「長岡式酵素玄米」。今から4年前の話だそうだ。「玄米を発酵させる ということに驚きを隠せませんでした。そして、小さな孫でも安心して食べさせることができる、私はこの酵素玄米にかけてみようと思ったのです」。

伊勢の御神田(おみた)で稲作も始めた片山さん(写真提供=幸光堂)
伊勢の御神田(おみた)で稲作も始めた片山さん(写真提供=幸光堂)

2024年、初めての収穫にこの笑顔(写真提供=幸光堂)
2024年、初めての収穫にこの笑顔(写真提供=幸光堂)

100 時間かけて炊き上げる幸光堂の酵素玄米

 幸光堂が豊中市に誕生したのは2021年6月10日のことだった。

3年前に誕生した「幸光堂」本店外観
3年前に誕生した「幸光堂」本店外観

「酵素玄米は“酸化していない、生きた酵素のかたまり”で、玄米の様々な栄養素をアップさせた理想的な栄養食です。発酵させることで消化、吸収、代謝、排泄を活性化させ、老化につながる活性酸素を抑制するのに役立ちます」という。ここで は、長岡式推奨の無農薬玄米( 欠けのない100% 完全体の玄米だけを使用)、黒小豆(北海道産無農薬)、こだわりの天然塩(非加熱でじっくりと天日干しした塩)、イオン水を使用し、長岡式専用の圧力釜で 炊き上げているそうだ。

酵素玄米
酵素玄米

 また、圧力鍋で炊き上げる際はその日の室内温度により温度と湿度の調節や火力と水分の調節をしたり、米の種類により水分や糠層の比率から炊き方の調節なども怠らず、専属の炊き師が 100 時間かけて炊き上げ、じっくり醗酵させているというから驚きだ。

国産の食材にこだわったランチ「幸光堂酵素玄米定食」

 幸光堂のランチメニュ ー「幸光堂酵素玄米定食」(3,300 円税込)は 10 食限定(予約のみ)で、かなり前に予約しないと食べられないほど、人気を誇っている。

幸光堂酵素玄米定食
幸光堂酵素玄米定食

 というのも、幸光堂の長岡式酵素玄米を中心に国産の食材にこだわり、お味噌汁や総菜、お漬物に至るまで一つ一つ本当に丁寧につくられているからだ。そして、何をとっても素材の味を大切にしているのも見逃せない。

 定食を食べ進むうちに、体が喜んでいるような気がするし、こういう食事こそ、元気の源なのかもしれないとも思えた。

本店では長岡式酵素玄米やおむすびなども販売

 幸光堂では、私がハマったこだわりの「おむすび」(10 個 5,400 円税込) や、炊き上げた「長岡式酵素玄米」(1.5kg6,450 円税込)なども販売している。売り切れることも多いので、こちらも予約して訪れることをおすすめしたい。

販売中の酵素玄米のおむすび
販売中の酵素玄米のおむすび

私が酵素玄米を知るきっかけはこのおむすびから
私が酵素玄米を知るきっかけはこのおむすびから

また、「健康に関するランチ付きセミナー」も定期的に開催していて、ホームページから詳細を知ることができる。

 食欲の秋、健康にいい酵素玄米を体験してみるのもいいかもしれない。

(店舗情報)
「幸光堂」
大阪府豊中市上野東3丁目18-26/電話&FAX:06-6398-7117
公式サイトhttps://www.coocoodoo.jp/

取材協力=幸光堂

ライター

「食いだおれ」大阪出身で、食べることが大好き。新聞、雑誌記者、テレビ番組のブレーン、放送作家等を経て、雑誌、新聞、テレビ、ラジオなどの制作プロダクション「編集分室」の代表に。著書は「女将の顔」など。記者時代に渡仏30数回を誇る!?いたって「好奇心旺盛」。

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