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立ち呑みとラーメンの融合。〆の一杯は鶏ガラベースの塩と醤油の二本立て。さらに自家製麺にもこだわり。

ラーログ/福岡グルメレポートインスタグラマー/グルメライター

立ち呑み屋とラーメン屋の融合

2024年1月11日にオープンした「立ち呑みとラーメン れんげ」。天神北の昭和通りから路地を1本入った裏路地に佇むお店です。白を基調とした外観は、店名のフォントやネオンも含めオシャレ。お昼はランチもいただけて、夜は立ち飲みスタイルで楽しめるお店です。

店内にはカウンターとテーブルがあり、スタイリッシュなデザインです。町中華スタイルの一品メニューも充実していて、アルコールメニューも豊富。立ち呑みにはバッチリです。そして〆に本格的なラーメンをいただけるのも見どころ。これが立ち呑みとラーメン屋の融合というところですね。

カウンターの一席でいただきます。ラー油や一味に餃子のタレなど中華系の調味料に、ブラックペッパーなんかもありますね。中華メニューは餃子に麻婆豆腐、人気というポテサラなどなど。そして自家製のらーめんは塩と醤油の二本立てに、定期的に限定麺も登場するようです。そんならーめんや町中華メニューの数々をいただいてみました。

醤油らーめん

麺もスープもこちらの店内で作っているという自家製のらーめん。醤油らーめんをいただきました。まず、チャーシューが3種使われているのは豪華ですね。鶏胸肉に豚バラ、そしてレアな仕上げのロースのようです。さらに煮卵にメンマ、海苔になるともトッピングされ、みつばが珍しいですね。丁寧に仕上げられているのが伝わる上品な一杯です。

鶏ガラをベースとしているスープには醤油ダレの色合いが色濃く出ています。表面には鶏油でしょうか。あっさりとした風味の中に、醤油の味わいが際立ちます。塩味も感じつつ、コク深い味わいは美味しい。

お店で麺を作るというこだわりもすごいですね。中細くらいのサイズで、少し平打ちになっているでしょうか。加水もほどほどにあるようで、モチモチっとした食感が醤油の味わいにバッチリ絡みます。

レアに仕上がったチャーシューは大きくてビジュアルもお味も最高。ローストビーフみたいな感じです。スープも麺もトッピングも、クオリティが高いです。

豚骨ラーメン

期間限定で登場した〈泡系クリーミー豚骨ラーメン〉です。こちらも3種の叉焼は同じ。ネギとキクラゲは豚骨にあわせたトッピングですね。ポタージュスープのようにも見えてしまう綺麗な白いスープです。

泡立ててクリーミーにしているスープは豚骨には見えない。でもしっかり豚骨の旨味があり、泡の柔らかい舌触りと、まろやかな味わいがとっても美味しい。定期的にアレンジの効いた限定麺がいただけるのも楽しみの一つ。

鉄板一口餃子

これもお店の看板メニュー。ひとつひとつ手包みで仕込んでいるという、大きめで丸みを帯びた餃子は、熱々の鉄板でいただけます。焼き目の色合いも良く、皮はパリッと焼きあがり、餡から溢れる肉汁がジュワっとたまりません。

手羽揚げ

カリッと揚がった手羽先にはスパイスが効いています。辛すぎず程よい刺激で、お酒のアテにはよく合うメニューですね。

ポテサラ&ハイボール

まずはサクッとハイボール。そして脇にあるのが名物のポテサラ。特製醤油ダレをかけて、その味わいが美味しい。このサイズ感も食べやすく、オリジナリティあふれるメニューです。

ラーメン屋さんによくある製麺所の看板。ちょっとパロディぽく飾ってあって面白いですね。自家製麺ですから、お店の馬場さんが作っているのでしょうか。

通り沿いにある看板のデザインも可愛らしくて、赤いネオンがポップな感じでオシャレですね。美味しいメニューがたくさんで、賑わう立ち飲みスタイルと斬新なデザインの素敵なお店。天神駅からも近いので、仕事帰りにサクッと飲んで、〆のラーメンをいただくのも良いですね。

立ち呑みとラーメン れんげ

住所:福岡県福岡市中央区天神3丁目3−26 佐伯ビル 1階
営業時間:11時00分~1時00分
定休日:不定休
アクセス:地下鉄天神駅より徒歩3分
駐車場:近隣有料

インスタグラマー/グルメライター

福岡のラーメンインスタグラマー&グルメブロガー/KBCテレビ「高校生のじかん」出演中/一日一麺をモットーに年間400杯以上のラーメンを食すラーメンマニア/日々孤独に麺活を続ける〈博多のススリスト〉/【 name:Hiroyuki Kikai】/ 福岡の美味しいラーメンを全国に広めたいという思いと、あなたの行きたいお店を見つけるお手伝い。ラーメン以外も、食の宝庫と呼ばれる福岡グルメもご紹介。美味しいメニューをお届けします。ぜひあなたのお店選びのご参考に。instagramもラーログで検索してみてね!

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