ワイン初心者必見!「これでわかる」マニアが選ぶコンビニワイン5選
※お酒は20歳になってから
コスパ十分なコンビニワイン。せっかくなら「もう一歩」
コンビニワインのおすすめってなんでしょうか?
最近はコンビニワインも非常にレベルが上がってきた…などと言われる中「どれを買っていいかわからない・・・」という方も多いと思います。
そこで今回は、当方がおすすめしたい、初心者も満足のワインをコンビニ企業別にご紹介します。今回は、ワインの資格持ちの筆者(※)が実際に買ってみて「これは!」と思える銘柄を紹介しています。
そしてさらにはちょっとワインを知る上でのポイントも抑えちゃいましょう。
※筆者:ワインエキスパート有資格。日本ソムリエ協会認定のソムリエ同等の知識資格。
※実際に色々飲み比べた結果ですので、一部の企業が入ってなかったりしますがご了承ください。
セブンイレブンのおすすめワイン
やっぱり抑えたいセブンイレブン。特に「セブンプレミアム」のイメージが強くありますが、今回はそれ以外のワインもご紹介しましょう。
セブンイレブンのおすすめワイン「アマヤ ブリュット」
スペインで作られるCAVA(カバ)というスパークリングワインです。
お値段は980円(本体)とギリギリ千円を切るのもいい感じ。
熟したリンゴのような香りが感じられる、辛口のスパークリングワインでとても本格感が感じられるワイン。黙って出せば2千円ぐらい?って答えちゃうかも?と言えるワイン。
このワインの紹介の理由はシンプルにコスパの良さ。
品揃えのムラのあるのが唯一の難点。お店によってあったり無かったりと、体感的には40~50%くらいの確率でお店においてあるという感じでしょうか。。見つけたらぜひ冷やして楽しみましょう。
セブンイレブンのおすすめワイン「カープーカー ソーヴィニヨンブラン」
※現在は「セブンプレミアム」のロゴがないものが出回ってるので、探してみてください。
こちらは白ワインのスッキリ系。輸入元は大手のメルシャンが行っており、信頼感◎
セブングループの量販店でも購入することが可能です。ニュージーランドの白ワイン。ブドウの品種はソーヴィニヨンブランです。
ブドウ品種「ソーヴィニヨンブラン」をついでに覚えよう
さて、ワイン初心者の方がワインを覚えるうえで、もっとも最短距離なのが「ブドウの品種」でワインを覚える事。ワインは原料となるブドウの「品種」でだいたい味が決まるといっても過言ではありません。
このワインで使用しているブドウ品種、ソーヴィニヨンブランはハーブや原っぱの青草のようなさわやかな香りがする辛口ワイン。
青草・草原のような香りはまずソーヴィニヨンブラン種の可能性が高い。これ覚えておくとワインが楽しくなります。
キリッとした青草・ハーブ・レモンなどの香りが特徴で、ワイン単体ではキリリとした辛口ながらどんな料理にも合いやすいという利点があります。サラダなどとも合わせても良い感じです。
ファミリーマートのおすすめワイン
近年品ぞろえが充実しているファミリーマート。特にタイプの幅があるワインが多く、楽しめるコンビニと言えるでしょう。
ファミマのおすすめワイン「おたるナイアガラ 500ml」
グレージュースのような甘い香りと飲み口のワイン。
ファミマで販売しているのは500mlの飲みきりサイズ。
ミニストップでは750mlのフルボトルが売っています。
特徴的な香り!「フォクシーフレーバー」
とにかく香りの率直な感想は「マスカットのグミ」と言えるような鮮烈な白ブドウジュースのような香り。これはブドウ品種「ナイアガラ」で感じられる香りの一つ。海外の白ブドウにはあまりない香りの様で、日本産のワインに多く感じられるものとして知られています。
味わいは甘口でビギナーさん向けなので、ワインを飲み始めてみたいがとにかく渋くて酸っぱいのがダメ、という方におすすめしたいワインです。
ファミマのおすすめワイン「シャトーメルシャン藍茜 500ml」
ファミマに限らず、メジャーな銘柄の一つですが、ファミマは500mlの飲みきりサイズで売っています。こういうメジャーなワインを小容量で出している辺りはさすがですね。
シャトーメルシャンは皆さんお馴染み、日本のワイナリーの最大手の一つ。キリングループの傘下です。
飲み口、やや軽めの秘密は「2種ブレンド」
まずこのワインは、二種類のブドウ品種をブレンド。
イチゴのような香りを放つ、マスカットベーリーAという軽めに仕上がるブドウ品種と。ドライプルーンのようなしっかり味のメルローという品種のブレンド。
重さは中程度で、渋さも比較的控えめ。すき焼きや醤油系のソースのお肉との相性が良い感じの赤ワインです。
ファミマのおすすめワイン「コノスル ビシクレタ カベルネソーヴィニヨン」
しっかりとした飲み口のチリ産の辛口赤ワイン。
750mlのフルボトルで900円台、お店によっては187mlというミニサイズが売っていることもあります。
ブドウの品種「カベルネソーヴィニヨン」を覚えよう
カベルネソーヴィニヨンは赤ワイン用ブドウ品種の代表格。味わいがしっかり濃く、後味までしっかりと渋みが残るのが特徴です。具体的には舌がキュッと締まるような渋みがあり、これをタンニンと言います。
「後味まで渋かったらカベルネソーヴィニヨン」と言っても過言ではないくらいの特徴。
なお、しっかりとした渋みのあるワインは「肉の脂」と相性が抜群。
これは渋み成分のタンニンが脂を口の中でタンパク質と結合して、うまく洗い流してくれるから、とも言われています。たとえば、ハンバーグは、おつまみの「コンビーフ」とこのワインの相性は最高。ぜひ試してみてください。
今回の銘柄まとめ
- アマヤ・ブリュット(セブンイレブン)
- カープーカーソーヴィニヨン(セブンイレブン)
- おたるナイアガラ(ファミマ/ミニストップ)
- シャトーメルシャン 藍茜(ファミマ)
- コノスル ビシクレタ カベルネソーヴィニヨン(ファミマ)
いろんなコンビニを見て回って今回は非掲載のコンビニもありますが年々コンビニワインのレベルは上がってきています。
ぜひこれらのワインを試してみてくださいね。