【京都市】下京区 京のキリシタン『26聖人発祥の地』石碑…
日本ではクリスマスを盛大に祝います。クリスマスプレゼント、クリスマスソング、クリスマスパーティ♪街にもクリスマスツリーが飾られウキウキします♪
キリスト教布教に関連地としては長崎などが有名ですが、京都にもキリスト教の布教に尽力した「26聖人の発祥地」があることをご存知でしょうか?
「妙満寺」跡にあるこの石碑には、しっかりと『26聖人発祥地』と書かれていますね。
法華宗総本山「妙満寺」は元々、永徳3(1383)年室町六条坊門に建立されました。(下京区岩上通綾小路東北角)
文禄2(1593)年秀吉の招きで来日したフランシスコ会ペトロ・バプチスタ神父は、妙満寺跡地を与えられてここを拠点に布教活動を行ったと伝わります。
また、四条堀川の交差点からすぐ南に“京都四条病院”が建っていた場所にも『26聖人発祥地』と書かれた石碑があります。
日本二十六聖人(にほんにじゅうろくせいじん)は、1597年2月5日(慶長元年12月19日)豊臣秀吉の命令によって長崎で磔の刑に処された26人のカトリック信者。
のちに彼ら26名は聖人に列せられたましたが、長崎までの道のりはとっても過酷だったと言われています。キリシタン(キリスト教)に対して寛容な秀吉でしたが、1587年に天台宗の元僧侶であった施薬院全宗の進言を受け、「1587 年にバテレン追放令」を発布を決めます。
今では銀杏も綺麗な堀川通りの静けさのなか、キリシタンと京都の関係を考えされられますね。
26聖人発祥の地
京都市下京区佐竹町388(四条堀川西一筋目下がる)