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2位KTが連敗の後の3連勝 NCとのプレーオフを制して韓国シリーズ進出<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
韓国シリーズ進出を決めたKT(写真:kt wiz/初報から差し替え)

公式戦2位のKTウィズと4位NCダイノスが2勝2敗のタイで迎えたプレーオフ第5戦は、KTが3-2で逆転勝利し韓国シリーズ進出を決めた。KTは連敗の後の3連勝。

KTは0-2で迎えた5回裏、好投を続けていたNCの先発シン・ミンヒョクから1死一、三塁のチャンスを作ると、代打のキム・ミンヒョクがライト線へ2点タイムリーを放って同点とした。

KTは6回裏、無死満塁で4番パク・ピョンホのショートゴロ併殺打の間に三塁走者が還って3-2に。勝ち越しに成功した。

KTは6回表途中から登板のソン・ドンヒョン、8回パク・ヨンヒョン、9回キム・ジェユンのリリーフ陣がNC打線を0点に抑えて1点リードを守った。

韓国シリーズはプレーオフを勝ち上がったKTと、29年ぶり公式戦1位のLGツインズが対戦。第1戦は7日にLGの本拠地・チャムシル球場で18時30分開始で行われる。

⇒ 2023年 KBOリーグポストシーズン日程表

◇11月5日(日)の結果

・プレーオフ第5戦

 KT 3 - 2 NC(スウォン)

 勝:ソン ドンヒョン

 敗:キム ヨンギュ

◆「ソン・シホン元NCコーチがSSGの2軍監督に」

SSGランダーズは2日、フューチャーズ(2軍)監督にソン・シホン元NCコーチ(43)が就任したと発表した。同2軍監督は昨年からNCの支援を受けて米・フィリーズでコーチ研修を行っていたが、今回両者合意の上での就任となった。SSGはキム・ウォンヒョン監督の解任により1、2軍の多くのコーチが退団、移籍となっている。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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