【目黒区】「窓ぎわのトットちゃん」の舞台、トモエ学園の記念碑が「自由が丘 デュ アオーネ」に再設置
イオンモールの商業施設「自由が丘 デュ アオーネ」入口近くにある植栽の中に、自由ケ丘学園とトモエ学園の同窓生らが1988年(昭和63年)に建てた記念碑が戻ってきました。
現在「自由が丘 デュ アオーネ」がある場所は、黒柳徹子さんのベストセラーとなった「窓ぎわのトットちゃん」の母校であるトモエ学園があった場所。
記念碑が設置された2023年11月24日(金)には、黒柳徹子さんが除幕式に訪れました。
「自由が丘 デュ アオーネ」の前身は「旧・ピーコックストア 自由が丘店」
「自由が丘 デュ アオーネ」がある場所は「旧・ピーコックストア自由が丘店」がありました。建物の老朽化と耐震性の問題で、2021年5月31日月)で閉店。
その後、「自由が丘 デュ アオーネ」として2023年10月20日(金)にグランドオープンしました。
「旧・ピーコックストア自由が丘店」の入口向かって右手にあった自由ケ丘学園とトモエ学園の記念碑。
建て替えの間、自由が丘商店街振興組合が一時保管してきたそうです。
今回無事再設置され、ホッとしましたね。
実はタイムカプセルとしての役割も担っていた記念碑
自由が丘商店街振興組合が発行している「ホイップるんの自由が丘かべ新聞 2023 年Vol.165」を拝見したところ、この記念碑はなんとタイムカプセルとなっていたことが判明。
プレートと一体化したステンレス製のボックスからは、黒柳さん直筆のお手紙や校歌の楽譜、写真などが見つかったそうです。
ただし残念ながら、内部に侵入した水などにより損傷が激しく、かろうじてデジタル化できたものをクラウド上で保管。再設置した記念碑内にアクセスできるQRコードを埋め込んだそうですよ。
映画「窓ぎわのトットちゃん」や「続 窓ぎわのトットちゃん」も刊行
現在、黒柳徹子さんがご自身の幼少期を描いた自伝的小説をアニメ化した映画「窓ぎわのトットちゃん」が公開中。また、42年ぶりの続編となる「続 窓ぎわのトットちゃん」が、10月3日(火)から講談社より刊行されたばかりです。
小説「窓ぎわのトットちゃん」は世界累計2,500万部以上、20以上の言語に翻訳されるなど大ベストセラーに。
そんな時に自由ケ丘学園・トモエ学園の記念碑が再設置とはまさにタイムリー。自由が丘にお越しの際は、ぜひ記念碑もチェックしてくださいね。
【記念碑がある場所】
自由が丘 デュアオーネ
住所:東京都目黒区自由が丘2-15-4