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【目黒区】自由が丘「笑進笑明」は希少な黒毛和牛を存分に味わえる、隠れ家的焼肉ビストロ

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

自由が丘や中目黒は焼肉激戦区といわれ、リーズナブルなお店から高級店までより取り見取りな状況です。そんな中、個性派の焼肉×創作ビストロ「笑進笑明(しょうしんしょうめい)」が自由が丘に2024年8月誕生。

賑やかな自由が丘駅からは少し離れた場所にあるので、通りすがりの人が訪れることはほとんどない、隠れ家的なロケーションにあります。今回は少し仕事で遅くなった平日におじゃましてきました!

路地裏の古民家を改築してオープンした「笑進笑明」

「笑進笑明」があるのは、自由通りから脇に入った路地裏。

「バゲットラビット 自由が丘店」
「バゲットラビット 自由が丘店」

自由が丘で人気のパン屋さん「バゲットラビット 自由が丘店」の角を右に曲がったすぐ右手にあります。

矢印のところが入口
矢印のところが入口

お店がお休みの日に撮影してしまったのでよりわかりにくいですが、ごく普通の民家のようなので迷われる方も多いようです。

お店の前に看板がでていますので、こちらを頼りに訪れてくださいね。

1階はカウンターと厨房、2階にテーブル席や個室があります

入口を入ると1階はカウンター席と対面式の厨房があります。左手にある階段を昇って2階へ。

ごく普通の古民家を改築しているので少々狭くて急こう配の階段です。火曜の少し遅めの夜におじゃましたので席に余裕があり、個室に案内していただきました。

最初の1杯目は翠ジンソーダ、ジャスミンハイで。

お通しのパテ
お通しのパテ

上写真はお通しで出していただいたお肉のパテです。くちどけなめらかで、お肉のうま味がギュっと凝縮されていてとてもおいしい。

こちらの個室は最大で8名まで利用できるので、ご家族での会食にもぴったりですよ。

希少な但馬太田牛のユッケが食べられる「笑進笑明」

「笑進笑明」は生食肉販売許可を取得しているので生肉の提供が可能。ということで、家人の大好物である「和牛ユッケ」を注文しました。

宝石のようにキラキラと輝く「和牛のユッケ」。一番上には自家製のコンソメジュレ、兵庫県産の但馬太田牛(雌牛)と一緒に和えているのは3種の赤ワインを使ったジュレ、一番下に茨城県奥久慈卵の卵黄をソースとして使用しています。

しっかりと全体を混ぜていただきます。お肉の味を引き立てつつ、ジュレのやさしいうま味が包み込み、卵黄のコクとともに絶妙なハーモニーを奏でる逸品。

生産量が少なく希少な但馬太田牛は赤身が非常にやわらかく、一般の但馬牛よりも脂が少ないそうです。口の中であっという間になくなってしまうような上質な味わい。

脂の甘味もしっかり感じられ、肉そのものおいしさを堪能しました。

お店のイチオシ「有機ハーブサラダ」は野菜のおいしさそのものが味わえる逸品

葉っぱのツヤ、みずみずしさ、ハリが全然違う!

お店のイチオシはオーナーさん惚れ込んだ農家さんから直送されてくる有機野菜とハーブを使ったサラダです。

ドレッシングは控えめにして、野菜のおいしさをしっかり味わえるようにしています。野菜1つひとつの香りや味わいがストレートに楽しめて、ボール1杯食べられてしまいそうでした。

箸休めにならない、どんどん食べてしまう「季節野菜と豆もやしのナムル」

もう1品頼んだおつまみは「季節野菜と豆もやしのナムル」。今回はほうれん草を使っていました。

フレッシュなごまの香りがして豆の歯ごたえとシャキシャキ感が楽しめる一品。箸休めどころか、無心で食べてしまうおいしさでした。

サワークリームが味のアクセント「釜揚げしらすのタルトフランベ」

薄くのばしたパン生地の上玉ネギとにしらす、チーズをたっぷり乗せて焼いた「釜揚げしらすのタルトフランベ」。サワークリームが味のアクセントになっています。

しらすの塩気と玉ネギの甘さがベストマッチ。

2杯目はDewar's(デュワーズ)のオンザロックと、八丈情け嶋(麦焼酎)のオンザロック。焼肉だけではなく、創作料理もラインナップし、お酒の種類も充実しているのでビストロ使いもできるところがいいですね。

「笑進笑明」は焼肉に遠赤外線効果でこんがり、ふっくら焼ける「溶岩プレート」を採用

焼肉に使用するのは「溶岩プレート」
焼肉に使用するのは「溶岩プレート」

いよいよメインの焼肉がスタートです。「黒牛ネギタン」「厚切り黒上牛タン」「厚切り極上黒芯タン」を注文しました。

「笑進笑明」では溶岩プレートを使った「溶岩焼肉」で提供しています。

焼肉の焼き方としては炭火やガス火などいろいろなスタイルがありますが、溶岩プレートを使うと遠赤外線効果があり、外側はこんがりと焼き上げつつも、中はふっくらジューシーに仕上がるのが特徴。

さらに煙があまり出ないので、洋服や髪に匂いが付かないのも嬉しいポイントです。お店の方にお話をうかがいながら「プロの焼き加減」で提供していただきました。

お肉の味付けはお店オリジナルの醬油ダレ、焼肉のタレ、そしてこだわりの塩、わさび。

「笑進笑明」のお肉は雌の黒毛和牛に特化しており、市場にはなかなか出回らないものです。タンも和牛で、歯切れがよく、肉質はやわらかいのですが、歯ごたえもしっかりあるので食べ応えがあります。

ネギと塩、レモンもおいしいですが、塩とわさびもなかなか。贅沢な気分を味わいました。

写真を撮り忘れてしまったのですが「和牛かめのこ」も注文。牛の後ろ脚の付け根部分にあるお肉で、シンシンの外側にあります。

脂身が少ない赤身肉で非常にきめ細かな肉質。噛み応えもあってさっぱりとして肉そのもののうま味がしっかり感じられる部位でした。

デザートも手作りされている「笑進笑明」

焼肉のデザート定番は口の中がさっぱりするシャーベットやアイスクリームが多いですが、「笑進笑明」ではお店で手作りデザートを提供しています。

昭和世代に嬉しい固めのプリン

最近のプリンはやわらかくなめらかな仕上がりのものが多く、昭和世代にはちょっとなじみのない贅沢すぎる味と感じてしまうことも。

「笑進笑明」のプリンはシンプルに卵・牛乳・砂糖だけでつくるしっかり固めの昔スタイル。ほろ苦いカラメルソースとの相性抜群で、昭和世代には「プリンといえばこれ」と納得の味でした。

爽やかな後味のレアチーズケーキ

自家製レアチーズケーキはコクがありつつもレモンの爽やかさが残る味わい。甘さ控えで焼肉後にぴったりなおいしさでした。

量より質、焼肉だけではなくおつまみも充実している、静かでゆっくりと焼肉を楽しみたいなら「笑進笑明」がおすすめ。皆さんもぜひ。

【店舗概要】
笑進笑明Rettyページ
営業時間:11時30分~14時(L.O13時30分)/17時~23時(L.O22時30分)、不定休
※12月23日(月)~26日(水)はランチ休業
住所:東京都目黒区自由が丘1-16-15
問合せ先:050-5594-2507

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ありがとうございます。
地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史(関裕二先生のファン)。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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