【お悩み】体重増えない!離乳食足りてる?3つの確認ポイントと離乳食の一工夫を紹介【管理栄養士解説】
管理栄養士ママのしょこです。
よくいだだくお悩みで、少食・偏食で体重が増えない!栄養が足りているか心配、食べているのに体重が増えなくて心配と言うお悩みをいただきます。
今回は離乳食が足りている、足りていないか見分ける3つのポイントと離乳食でできる一工夫を紹介します。
1、3つの確認ポイント
2、成長曲線の見方知ってる?
3、3つの発育タイプ
4、離乳食でできる一工夫
1、3つの確認ポイント
いつもに比べて少ないかどうかで判断してね。
おしっこの量が頻繁に少ない場合は、水分・離乳食の量が足りていないかもしれません。いつも以上に機嫌が悪い、機嫌が悪い日が続く、ずっとぐったりしているこんな症状が続く場合は、かかりつけ医に相談してみて下さい。
成長曲線は色付きの帯が下回ってもカーブに沿って、少しでも数値が伸びていれば心配ありません。母子手帳内にある乳幼児身体発育曲線をチェック。
以下の場合はかかりつけ医に相談してみて下さい。
・短期間で急激に減る・・1ヶ月で500〜1000g
・横ばいで全く増えない・・2.3ヶ月ずっと変わらない
2、成長曲線の見方知ってる?
成長曲線は基準ではなく統計データです。
なので、色つきの帯の中に必ず入っている必要はありません。例えば、体重の場合緑の帯に入るのが、100人中94人、それ以上が3人、それ以下が3人と言う統計データの割合になるからです。
3、3つの発育タイプ
これは1歳までの体重増加のグラフです。体重増加は月齢とともにゆっくりになります。また遺伝も関係していると言われています。
4、離乳食でできる一工夫
工夫①:回数を増やすことで摂れるエネルギー源が増えます。まずは1品だけでいいので取り入れてみて下さい。
工夫②:水分量を減らすと、量が同じでも摂れる炭水化物量が増えます。また10倍がゆから始める必要はありませんので、お子さんの食べれる硬さに調整しながらあげてみて下さい。10倍がゆから始めない理由はこちら
工夫③量があまり増えないのに、ビタミンやミネラルといった微量栄養素が摂れます。ご飯やおかずにかけるだけで手軽なのでやってみて下さい。
最後に・・・
生まれてから1歳になるまでの成長スピードは一生の中で1番早いです。そのため個人差が大きく周りと比べがちですが、まずはお子さんの様子をじっくり見てあげて下さい。
風邪や胃腸炎で一時的に体重が減ってしまうことがあっても食欲が回復し体重が戻れば問題ありません。3つの一工夫ポイントも参考にしてみて下さいね。