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2年目カン・ベクホ(KT)追撃ソロと逆転3ランで4打点 打率もリーグトップに<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
カン・ベクホ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

10日の韓国KBOリーグは全5試合が行われました。

スウォンKTウィズパークで行われたKTウィズ対ハンファイーグルスはKTが5-4で逆転勝ちしています。

試合はハンファが3回に3点を先制。追うKTは4回に3番カン・ベクホ選手がライトへ追撃の9号ソロホームラン。さらにKTは5回に1点を挙げて1点差に迫りました。しかしハンファは6回表に5番イ・ソンヨル選手が21号ソロを放ち、4-2とリードを広げます。

2点を追うKTは7回1死一、二塁でカン・ベクホ選手がライトへこの日2本目となる、10号3ランホームランを放ち逆転に成功。KTが相手にダメージを与える強烈な一発で5-4としてリードを奪いました。

KTは9回表、最後の打者1人をクローザーのイ・デウン投手(元千葉ロッテ)が締めてゲームセット。連敗を3で止めました。

イ・デウン投手は12セーブ目。決勝打を放ったカン・ベクホ選手は4打数3安打4打点。打率を3割4分4厘に伸ばし、リーグトップに立ちました。

◆「オ・スンファン投手、地元ファンに復帰の挨拶」

6日にサムスンライオンズへの6年ぶりの復帰が発表になったオ・スンファン投手(元阪神)が、テグサムスンライオンズパークで復帰会見。またKIAタイガース戦の5回終了後、グラウンド上でユニフォームを羽織ってファンにメッセージを伝えました。

ホームのファンに復帰の挨拶をしたオ・スンファン(写真:サムスンライオンズ)
ホームのファンに復帰の挨拶をしたオ・スンファン(写真:サムスンライオンズ)

以下が全5試合の結果です。

◇8月10日(土)の結果

・LG 0- 2 SK(チャムシル)

 勝:サンチェス

 敗:ケリー

・キウム 10- 2 トゥサン(コチョク)

 勝:イ スンホ

 敗:イ ヨンハ

・KT 5- 4 ハンファ(スウォン)

 勝:チョン ソンゴン

 敗:アン ヨンミョン

・サムスン 2- 7 KIA(テグ)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:ユン ソンファン

・NC 7- 4 ロッテ(チャンウォン)

 勝:ク チャンモ

 敗:ラリー

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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