Yahoo!ニュース

打率1位の4番の一発で連敗を3で止める 3~7位の5チームが2.5ゲーム差の混戦<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
11号3ランを放ったギレルモ・エレディア(写真:SSGランダーズ)

26日のKBOリーグは1試合が雨で中止。4試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

SSGランダーズ-トゥサンベアーズ(インチョン)は1-0でSSGがリードの3回裏、2死一、二塁で4番ギレルモ・エレディアがトゥサンの先発ジョーダン・バラゾビックのカーブを左中間に運ぶ11号3ランを放った。

SSGは先発のドリュー・アンダーソン(元広島)が7回途中1失点と好投。7回に追加点を挙げたSSGが6-1で勝利した。

SSGは連敗を3でストップし、借金1の7位。3位のサムスンライオンズが敗れて貯金4となって、3位から7位までのゲーム差は2.5に縮まった。

リードを広げる一発を放ったエレディアは、リーグトップの打率3割6分を記録している。

映像:エレディアの一発(KBO公式YouTubeチャンネル)

◆「アンダーソン3試合連続2ケタ奪三振」

SSGの先発アンダーソンは5月に途中入団。13試合に先発登板し、1敗のあとの7連勝。この日11個の三振を奪い、リーグ史上8度目の3試合連続2ケタ奪三振となった。

◇7月26日(金)の結果

・LG 中 止 ハンファ(チャムシル)

・キウム 5 - 4 KIA(コチョク)

 勝:イ ジョンミン

 敗:ネイル

・SSG 6 - 1 トゥサン(インチョン)

 勝:アンダーソン

 敗:バルラジョビク

・サムスン 1 - 4 KT(テグ)

 勝:オム サンベク

 敗:ペク チョンヒョン

・NC 9 - 2 ロッテ(チャンウォン)

 勝:リュ ジンウク

 敗:チン ヘス

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

室井昌也の最近の記事