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19歳右腕はレジェンド朴賛浩のいとこの子 7回無失点でプロ初勝利<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
キム・ユンハ(写真:キウムヒーローズ)

25日のKBOリーグは1試合が雨で中止。4試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

トゥサンベアーズ-キウムヒーローズ(チャムシル)はキウムの先発、高卒新人のキム・ユンハが好投。キム・ユンハは球速以上に速さを感じる140キロ台前半の直球と変化球で、ストライクを先行させていった。

キム・ユンハは7回96球を投げて被安打2、4奪三振。味方の好守によるバックアップもあってトゥサン打線を0点に抑えた。

キウム打線はトゥサンの先発、白川恵翔(前四国IL・徳島-SSG)から4回にタイムリーで1点、5回に押し出し四球で1点を挙げ、無失点ピッチングのキム・ユンハを援護した。

試合は9回表に1時間22分の雨天中断を挟んだ後、キウムが6-1で勝利。キム・ユンハは10度目の登板、3度目の先発でプロ初勝利を挙げた。

キム・ユンハは今季、奨忠高からプロ入りの19歳。韓国人メジャーリーガーのパイオニア、パク・チャンホ元投手のいとこの子供(従甥)にあたる。

◆「白川は3敗目」

8度目の登板となった白川は4回2/3、82球を投げて3安打、5四球、2奪三振。2失点で3敗目(2勝)となった。

◇7月25日(木)の結果

・トゥサン 1 - 6 キウム(チャムシル)

 勝:キム ユンハ

 敗:白川 恵翔

・KT 4 - 2 SSG(スウォン)

 勝:コ ヨンピョ

 敗:オ ウォンソク

・ハンファ 中 止 サムスン(テジョン)

・KIA 4 - 7 NC(クァンジュ)

 勝:ハート

 敗:キム ドヒョン

・ロッテ 6 - 9 LG(プサン)

 勝:チョン ウヨン

 敗:パク チン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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