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【大阪市】変わりそばが自慢の酒場で贅沢ランチ「酒呑みたなる膳」を食べてみた!「喫酒オルタナ」

北代靖典フリーライター(大阪市)

皆さま、こんにちは。

今回は変わり蕎麦の贅沢ランチのご紹介です。

大阪市西区、新町にある「喫酒(きっさ)オルタナ」のランチです。

ここは、店頭の看板にも暖簾にも不思議な記号が描かれていますね。

屋号を表している象形文字
屋号を表している象形文字

これは象形文字。蕎麦の起源と言われる中国の雲南省にあるもので、屋号を表しているそうですよ。

よく見ると、上に人が飛んでいて、下はお酒。「喫酒」というのはここから。凝っていますね。同店のコンセプトは、「伝統と今をミックスした路地裏酒場」とのこと。

凝っているのは、料理も同じ。オリジナリティあふれる一品料理に加え、創作の蕎麦メニューがスタンバイです。

さて、昼は「酒呑みたなる膳」という贅沢ランチがあります。店頭の看板を見て今回はこれにしようかな、と飛び込みました。

店内はおしゃれです。
店内はおしゃれです。

店内はおしゃれですね。場所は路地裏のイメージですが、雰囲気はレストランふうでもあり、落ち着けます。

メニュー表
メニュー表

ランチは大きく分けて2種類。「酒呑みたなる膳」(2000円)と「蕎麦を愉しむ」(1200円、1500円)ですが、時間がある人は前者の贅沢なランチを選ぶようです。

本日は時間があるので、筆者も前者をセレクトしました。

酒呑みたなる膳とは?

贅沢ランチ「酒呑みたなる膳」2000円
贅沢ランチ「酒呑みたなる膳」2000円

■値段は2000円(税込み、以下同)、全5品。

  • 肴盛り(4種類)
  • 鴨ロース
  • かやくご飯、
  • 香物
  • 蕎麦(選択)

■選べる蕎麦は以下

  • 二八蕎麦(温・冷)
  • すだちかけ蕎麦(冷)
  • 鉄観音つけ蕎麦(温)+200円
  • 自然薯泡蕎麦(冷)+200円
  • 鴨ネギつけ蕎麦(温)+200円

■前菜は4種類

  • いちごとリコッタチーズの白和え
  • 玉ねぎの冷菜
  • 岩海苔と豆苗のナムル
  • パテドカンパーニュの赤味噌ビーツのタレ

いずれもウマいです。

前菜は4種類
前菜は4種類

いちごとリコッタチーズの白和え
いちごとリコッタチーズの白和え

岩海苔と豆苗のナムル
岩海苔と豆苗のナムル

玉ねぎの冷菜(左)、パテドカンパーニュの赤味噌ビーツのタレ
玉ねぎの冷菜(左)、パテドカンパーニュの赤味噌ビーツのタレ

自然薯泡蕎麦とは?

蕎麦は、自然薯泡蕎麦を選択。とくに女性に人気だといいますが、自慢の変わり蕎麦です。

「底に出汁と黄身が入っていますので、よく混ぜてください」とのこと。

上から見た感じ。泡立つ自然薯
上から見た感じ。泡立つ自然薯

エスプーマ仕立てにしたふわふわの泡、出汁を絡め、黄身を豪快に混ぜていただきます。

いや~、この冷製蕎麦はめちゃウマ。蕎麦もコシがあり、泡立つ自然薯の濃厚な味は格別で、食べ応えがありました。

出汁と黄身を絡めて食べる。ウマい!
出汁と黄身を絡めて食べる。ウマい!

「季節感を出し、ありそうでないものにこだわっています。蕎麦、レストラン、酒場をミックスしたスタイルで、ここでしか食べられないメニューを意識しています」

こう話すのは、店主の前田貴紀さん。

低温調理した鴨ロースは、黒酢仕立ての自家製ソースが刺激的で、これまたおいしいです。

鴨ロースがまたおいしい
鴨ロースがまたおいしい

かやくご飯までついていますから、満腹確実。

かやくご飯もいけます。
かやくご飯もいけます。

しっかり時間をかけて味わいました。

夜は蕎麦はもちろんのこと一品メニューが多数。

パテカン赤味噌ビーツマスタード880円、

揚げトウモロコシ 青唐辛子バター880円、

黒胡椒ポテサラ そりたつチーズ660円など

ビールはアサヒマルエフ生550円、余市シングルモルト990円、浮世オリジナルクラフト ケシの実ビール1100円、酎ハイ、クラフトジン、ワインや日本酒も。

ぜひ立ち寄って欲しいお店です。

店舗情報

店名:喫酒オルタナ
住所:大阪市西区新町1-8-10 横山ビル1F
電話番号:06-6585-9095
営業時間:12:00~14:00(ランチ)、17:00~22:00
定休日:日&不定
アクセス:大阪メトロ四ツ橋駅から徒歩5分

フリーライター(大阪市)

新聞記者を経て、フリーライターに。小説執筆、新人賞も受賞。グルメ、イベント、人物記事など多数。現在、ブログサイト「居酒ジャーナル」など運営中。

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